岐阜蝶
段多羅蝶
ギフチョウ
(Luehdorfia japonica から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/05/31 05:50 UTC 版)
ギフチョウ（岐阜蝶・学名 Luehdorfia japonica）は、チョウ目・アゲハチョウ科・ウスバアゲハ亜科ギフチョウ属に分類されるチョウの一種。日本の本州の里山に生息するチョウで、成虫は春に発生する。近年、里山の放棄、開発などにより個体数の減少が著しい。
注釈
- ^ “ヒメギフチョウの交尾嚢”. （海野和男のデジタル昆虫記）. 2012年8月25日閲覧。 - ヒメギフチョウが交尾嚢をつくっている瞬間を撮影した写真。
- ^ 名和靖は、のちに名和昆虫研究所を設立し、その初代所長となった。
- ^ “日本のレッドデータ検索システム「ギフチョウ」”. （エンビジョン環境保全事務局）. 2012年8月6日閲覧。 - 「都道府県指定状況を一覧表で表示」をクリックすると、出典の各都道府県のレッドデータブックのカテゴリー名が一覧表示される。
出典
- ^ a b “IUCN 2012. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2012.1. (Luehdorfia japonica)” (英語). IUCN. 2012年8月6日閲覧。
- ^ 名和 (1988)、58頁
- ^ a b “レッドデータブック・東京都の保護上重要な野生生物種（本土部）2010年版” (PDF). 東京都. pp. 92 (2010年). 2012年8月6日閲覧。
- ^ a b “和歌山県レッドデータブック”. 和歌山県 (2001年3月). 2012年8月6日閲覧。
- ^ a b c 蝶 (2006)、92-93頁
- ^ 蝶 (2006)、10頁
- ^ 名和 (1988)、66頁
- ^ a b c d e 松岡（2003）、4-5頁
- ^ いぬい (1988)、80頁
- ^ いぬい (1988)、98頁
- ^ 野牧君夫、鈴木直樹 (2001年3月). “非破壊計測によるギフチョウ蛹期の野外における成虫形成の解明”. 天竜村ギフチョウ研究会. 2012年8月12日閲覧。
- ^ 毘留舎耶谷纂輯『東莠南畝讖』第1巻第9丁表 NDLJP:2555533/13
- ^ 吉田平九郎稿『蟲譜』第43丁裏 NDLJP:2537382/47
- ^ 名和 (1988)、56-57頁
- ^ a b “ギフチョウ”. 岐阜県. 2022年4月22日閲覧。
- ^ a b c 名和 (1988)、52頁
- ^ 名和 (1988)、53-54頁
- ^ 名和 (1988)、54頁
- ^ 名和 (1988)、55頁
- ^ “IUCN 2012. IUCN Red List of Threatened Species. Version 2012.1. (Luehdorfia chinensis)” (英語). IUCN. 2012年8月6日閲覧。
- ^ a b c d 蝶 (2006)、94-95頁
- ^ a b いぬい (1988)、14-15頁
- ^ “富山県の春の里山”. 富山県総合教育センター. 2012年8月6日閲覧。
- ^ “県指定文化財” (PDF). 新潟県. pp. 43 (1954年2月10日). 2012年8月6日閲覧。
- ^ “群馬県内の県指定文化財一覧” (PDF). 群馬県. pp. 11 (1986年3月7日). 2012年8月11日閲覧。
- ^ “生物多様性情報システム（ギフチョウ）”. 環境省. 2012年8月6日閲覧。
- ^ “環境白書・野生動物の状況”. 環境省 (1982年6月). 2012年8月6日閲覧。
- ^ a b “岡山県版レッドデータブック2009” (PDF). 岡山県. pp. 206 (2009年). 2012年8月11日閲覧。
- ^ “しまねレッドデータブック2004”. 島根県 (2004年). 2012年8月12日閲覧。
- ^ “レッドデータブックやまぐち”. 山口県 (2002年). 2012年8月12日閲覧。
- ^ “レッドデータブックあいち2009” (PDF). 愛知県. pp. 370 (2009年). 2012年8月12日閲覧。
- ^ a b “ギフチョウ”. 京都府. 2012年8月6日閲覧。
- ^ “国指定文化財等データベース・黒岩山”. 文化庁 (1971年7月5日). 2012年8月6日閲覧。
- ^ “環境の現状” (PDF). 飯山市. pp. 11. 2012年8月6日閲覧。
- ^ “ギフチョウとその生息地”. 相模原市 (1982年12月28日). 2012年8月6日閲覧。
- ^ “春の女神・ギフチョウ 市指定文化財 天然記念物として保護”. 名張市. 2012年8月12日閲覧。
- ^ “八雲町のギフチョウ”. 松江市. 2012年8月12日閲覧。
- ^ “ギフチョウとその生息地” (PDF). 白馬村教育委員会. 2012年8月11日閲覧。
[続きの解説]
「ギフチョウ」の続きの解説一覧
- Luehdorfia japonicaのページへのリンク
