JVMとCLR
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 21:54 UTC 版)
「C SharpとJavaの比較」の記事における「JVMとCLR」の解説
Javaはまったく異なる多くのオペレーティングシステム間で実行できる。またパーソナル・コンピュータに限らず、高度な計算処理や制御を必要とする家電製品や、Blu-ray Discのインタラクティブ技術にもBD-Jとして使用されている。このように数多くのJava仮想マシン (Java VM, JVM) 実装が存在する。 C#および.NETテクノロジーもやはりクロスプラットフォームである。.NET Frameworkはマイクロソフトによる.NETの実装であり、共通言語ランタイム (CLR) はマイクロソフトによる共通言語基盤 (CLI) の実装である。主なプラットフォームはWindowsだが、他のプラットフォームにも実装が存在する。有名なものにMonoがある。ただし、マイクロソフトによる実装と比較して未実装部分が多く、利用できるライブラリに大きく制限がある。マイクロソフトによるモバイル/組み込み環境向け実装としては.NET Compact Frameworkがある。 2017年現在、.NET Frameworkの他に.NET CoreやMono/Xamarinなどの実装が存在し、多くのオペレーティングシステム向けの開発が可能となっている。
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