H-IBロケットとは? わかりやすく解説

H-IBロケット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 16:29 UTC 版)

H-Iロケット」の記事における「H-IBロケット」の解説

Hロケットの開発計画において800kgの静止衛星打上げ能力をもつロケットとして計画されていたのがH-IBロケットである。固体補助ロケットキャスターIVクラスへの大型化MB-3-3エンジンクラスタ化、新大第1段エンジンの開発推力偏向機能大型固体補助ロケット採用する等、幅広く検討が行われ、第3段をLOX/LH2エンジン置き換える案が有力となった第3段置き換える案は詳細な設計検討まで行われ1989年試験1号機打ち上げ目指していた。しかし、急速な2t級静止衛星需要増加により、1982年昭和57年)頃に計画H-IIロケットへと発展的に解消する方向性示され最終的に1984年昭和59年2月宇宙開発政策大綱改訂によって書類上からも計画消滅した

※この「H-IBロケット」の解説は、「H-Iロケット」の解説の一部です。
「H-IBロケット」を含む「H-Iロケット」の記事については、「H-Iロケット」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「H-IBロケット」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「H-IBロケット」の関連用語

H-IBロケットのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



H-IBロケットのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、WikipediaのH-Iロケット (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS