H&K P30
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/07/26 23:57 UTC 版)
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H&K P30L | |
概要 | |
---|---|
種類 | 自動拳銃 |
製造国 | ドイツ |
設計・製造 | ヘッケラー&コッホ |
性能 | |
口径 | 9mm |
銃身長 | 98mm |
使用弾薬 | 9x19mmパラベラム弾 .40S&W弾 |
装弾数 | 15+1発(9mmパラベラム弾) 13+1発(.40S&W弾) |
作動方式 | ティルトバレル式ショートリコイル |
全長 | 177.5mm |
重量 | 740g |
銃口初速 | 360m/s |
有効射程 | 50m |
H&K P30は、ドイツの銃器メーカーであるヘッケラー&コッホ社が同社のH&K P2000の改良モデルとして2006年に発表した自動拳銃である。2005年の発表時にはH&K P3000の名称で発表されていた。
概要
2005年にH&K P2000の改良型として発表されたのがこのP30である。元々女性警察官からの要望により、グリップのバックストラップを交換出来るP2000を開発したが、今度は男性警察官からグリップが細いとの苦情が出るようになり、あわせてグリップパネルも交換出来るようにした。また、それまで独自規格であったマウントレールを、より汎用性の高いピカティニー・レールに変更している。
また、ローディング・インジケーターにも改良が加わっており、金属プレートがせり上がって来る形となっている。また、暗闇でも見えるよう赤い蛍光塗料が塗布されている。(この機構はワルサーP99やSIG SAUER Proにもほぼ同一の機構が搭載されている。)
発売時点でドイツ連邦警察局やドイツ税関から1万3千丁の発注を受け、さらにノルウェー警察も7000丁の発注を確定している。
バリエーション
- P30
- 基本モデル。
- P30L
- スライドと銃身の長さを延長したモデル。
- P30SK
- コンパクトモデル。装弾数は9mm弾モデルで10発に減少している。
また、機構や引金のバネの重さには、7つのバリエーションが存在する。
(無印) | V1 | V2 | V3 | V4 | V5 | V6 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
アクション | DA/CDA[注 1] | CDA[注 1] | DA/SA | CDA[注 1] | DAO | ||
トリガープル | 51N/20N | 20N | 32.5N | 51N/20N | 27.5N | 36N | 39N |
ハンマースパー (指掛け) | あり | なし | あり | なし | |||
セーフティーレバー | なし | あり | なし | ||||
デコッキングレバー | レシーバー後端 | なし | セーフティーレバーと兼用 | なし |
2016年現在、9mmパラベラム弾と.40S&W弾のラインナップがある。(.357SIG弾はP2000、.45ACP弾はH&K HK45にラインナップされている)
脚注
注釈
- ^ a b c
- CDA (Combat Defensive Action)
- LEM (Law Enforcement Modification) とも。DAOに近い機構で、トリガーから指を離した時ハンマーは下りた状態まで戻るが、ハンマー内部のコッキングピースと呼ばれる部品が撃発ばねを圧縮した状態に保つので、DAOよりも軽いトリガープルで次弾を発射できる。
- コンベンショナル・ダブルアクションとは異なる。
出典
関連項目
外部リンク
H&K P30
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「ミステリオ (マーベル・コミック)」の記事における「H&K P30」の解説
ロンドンにおけるピーターとの決戦で、使用したハンドガン。ベックはホログラムでピーターを油断させ、この銃で彼を射殺しようとしたが、“スパイダー・センス”で罠に気付いたピーターには通用せずに終わる。
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H&K P30
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「アントマン&ワスプ」の記事における「H&K P30」の解説
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