エコーネット
家電機器やセンサー類を通信機器によって接続しネットワーク化するための規格。エコーネットコンソーシアムが策定している。2000年にバージョン1が策定されている。
電灯線と無線を使用して通信を行うことにより、工事の手間をなくして家庭内の機器をネットワークに接続することができる。機器間の連携によるCO2排出量の削減、ホームセキュリティの強化、あるいはホームヘルスケアの高度化などを目的としている。
エコーネットはスマートグリッドにおけるデマンドレスポンス、HEMS(ホームエネルギーマネジメントシステム)の観点からも着目されている。ホームネットワークを実現する通信規格としては、エコーネットのほかにZigBeeなどもある。
関連サイト:
ECHONET CONSORTIUM
ECHONET Lite
(ECHONET から転送)
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ECHONET Lite(エコーネットライト)は、エコーネットコンソーシアムが策定した通信プロトコルの一種であり、スマートハウス向け制御プロトコルおよびセンサーネットプロトコルであり、ISO規格およびIEC規格として国際標準化されたものである[1]。
- ^ “スマートハウス構築を目指したECHONET新規格の制定を完了しました”. エコーネットコンソーシアム. 2011年12月20日閲覧。
- ^ “JSCA国際標準化WG EMS-SWG第2回スマートハウス標準化検討会の結果概要について”. 経済産業省. 2011年12月20日閲覧。
- ^ a b c エコーネット公式サイト「出荷状況調査報告」
- ^ “ECHONET Lite規格 認証済み機器リスト(一部)”. エコーネットコンソーシアム. 2012年10月29日閲覧。
- ^ “スマートハウス実現に必須の通信規格「ECHONET Lite」対応のミドルウェア 今春リリース!”. 日新システムズ. 2012年2月26日閲覧。
- ^ “HEMS(ECHONETLite)認証センター”. 神奈川工科大学 工学教育研究推進機構 スマートハウス研究センター. 2013年1月9日閲覧。
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