Debian GNU/kFreeBSDとは? わかりやすく解説

Debian GNU/kFreeBSD

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/08/30 21:26 UTC 版)

 Debian GNU/kFreeBSD
Debian GNU/kFreeBSD 6.0 (GNOMEデスクトップ)
開発者 Debian Project
プログラミング言語 CC++RoffShellAssemblyMakefile
OSの系統 Unix系
開発状況 開発中
ソースモデル Debian Free Software Guidelines
最新安定版 7.0 (コードネーム: wheezy) / 2013年5月4日 (11年前) (2013-05-04)
最新開発版 8.0 (コードネーム: jessie)
アップデート方式 APT
パッケージ管理 dpkg
プラットフォーム i386AMD64ARMアーキテクチャ(ロードマップ)[1]
カーネル種別 モノリシックカーネル
ユーザランド Debian
ウェブサイト https://www.debian.org/ports/kfreebsd-gnu/index.ja.html
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Debian GNU/kFreeBSDは、Debian GNU/LinuxのLinuxカーネル部分をFreeBSDのカーネルに置き換えたシステムである。名前がその構成をほぼそのまま表しており、「k」はKernelの意である。

標準Cライブラリは(FreeBSDのlibcではなく)GNU Cライブラリであるが、プロジェクト側で手を入れている。特に、システムコールについては、FreeBSDにはLinuxのシステムコールを実行する機能があるがそれを使っているわけではなく、FreeBSDのシステムコールで動作している[2]

Debian GNU/kFreeBSDは、2002年に作られた[3]。kFreeBSDは、Debian 6.0(Squeeze)のリリースにテクノロジープレビューとして含まれ、Debian 7.0(Wheezy)では、公式のポートであった。しかし、Debian GNU/kFreeBSDは、公式にサポートされるプラットフォームとしては、Debian 8.0で中止された。これは、プロジェクトがその負荷を正当化するのに必要なユーザーをひきつけることができなかったからである。Debianの開発者は、OSS、pf、jails、NDISZFSをFreeBSDカーネルに関する興味の理由として言及していた[4]

kFreeBSDは、Debian 8からアップデートされていない[5]。しかし、2019年7月の段階で、非公式にメンテナンスされるOSとしては続いている[6]

脚注

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