4 Albumblade Op.28とは? わかりやすく解説

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グリーグ:4つのアルバムの綴り

英語表記/番号出版情報
グリーグ4つのアルバムの綴り4 Albumblade  Op.28作曲年1864年  出版年1878年  初版出版地/出版社: Warmuth 

作品概要

楽章・曲名 演奏時間 譜例
1 変イ長調 As dur(1864)2分30秒 No Image
2 ヘ長調 F dur(1874)2分30秒 No Image
3 イ長調 A dur(1876)3分00 No Image
4 嬰ハ短調 cis moll(1878)4分30秒 No Image

作品解説

2007年11月 執筆者: 齊藤 紀子

 4つの曲から構成された曲集である。その4つの曲は、別々の時期作られている。グリーグ作品において、このように作曲様式変化をたどることのできるものは珍しい。《アルバムの綴り》というタイトルは、後に、《叙情小品集》を構成する数曲に対して用いられている。

 第1曲目はアレグロ・コン・モートの変イ長調1864年書かれた。ホモフォニック書かれているが、メロディー浮き立たせるように響かせることはそれほどたやすくない音楽となっている。
 第2曲目はアッレグレット・エスプレッシーヴォのヘ長調。第1曲目10年後にあたる1874年書かれた。メロディーの描く曲線美しく、そこには所々装飾施されている。
 第3曲目ヴィヴァーチェイ長調。第2曲目2年後にあたる1876年書かれた。ワルツ思わせる曲である。この曲は、中間部で、主調からみて同主長調にあたるイ短調移旋する。
 第4曲目はアンダンティーノ・セリオーソの嬰ハ短調第3曲目2年後にあたる1878年書かれた。上声と下声の並進行で開始し民謡風のメロディー美しい曲である。中間部は、ハリングを思わせる。ハリングとは、ノルウェー民族舞踊一種で、力強い性格持ち、大抵は男性ソロ演じる。

Edvard Grieg “Klavierwerke 2” C. F. Peters 2000




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