さんビー‐せいさく【三B政策】
3B政策
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/09 04:20 UTC 版)
3B政策(さんBせいさく)は、ドイツ皇帝ヴィルヘルム2世によって主導された、ベルリン (Berlin) ・ビザンティウム (Byzantium、イスタンブールの旧名) ・バグダード (Baghdad) を鉄道で結ぶという19世紀末からのドイツ帝国の長期戦略とされるもの。ドイツでは同時代的には「3B政策」という言葉は使われなかったため、後世になって一種の語呂合わせ的な言葉として生まれた言葉である。ただし、この言葉は3A(アメリカ、アラスカ、アジア)、3C政策(カイロ・ケープタウン・カルカッタ)と合わせて3ABCと呼ぶものの一部であり、政策と直接に関連するよりは当時の鉄道敷設を理解する言葉の一部であったと考えられる。
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