2023年度の将棋界とは? わかりやすく解説

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2023年度の将棋界

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/18 05:19 UTC 版)

2023年度の将棋界(2023ねんどのしょうぎかい)では、2023年(令和5年)4月から2024年(令和6年)3月までの将棋界に関する出来事について記述する。


  1. ^ タイトル戦で1局で2度の千日手成立は史上5度目。
  2. ^ タイトル戦で指し直し局を含め同日中に3局を実施するのは第93期棋聖戦 第1局以来、史上2度目。
  3. ^ これまでの名人最年少記録は谷川浩司十七世名人の21歳2か月(第41期名人戦)。
  4. ^ タイトル七冠保持は、羽生善治七冠のタイトル失冠による六冠後退時(1996年7月30日)以来となる26年10か月ぶり。七冠達成の最年少記録(20歳10か月)は、羽生善治の達成(25歳4か月=1996年2月14日)以来27年3か月ぶりの記録更新。
  5. ^ 女流タイトル戦を含めると、里見香奈によるデビュー以来14期連続でのタイトル戦番勝負敗退なし(2013年)の記録を10年ぶりに更新した。
  6. ^ 当該学生の対局中における離席の多さを他の参加者が指摘し、決勝の対局終了直後に運営側が確認した結果、決勝と準決勝の時間帯に忍ばせていたスマートフォンで将棋アプリによるソフト指しをした形跡があることが発覚した。
  7. ^ 女流棋戦でも2020年度よりタイトル戦の数は8つになったが、同一年度内の全棋戦に同じ女流棋士が登場したケースは2023年度時点まで例がない。
  8. ^ 4組優勝からの挑戦権獲得は、真田圭一(第10期)藤井猛(第11期)渡辺明(第17期)の3例がある。
  9. ^ 竜王挑戦による七段昇段は糸谷哲郎(第27期)に次ぐ2人目。なお、渡辺明(第17期)は当時の昇段規定(五段昇段後竜王挑戦)により六段昇段。
  10. ^ 竜王位奪取なら竜王、奪取失敗なら1組在籍。
  11. ^ 4組から次期1組以上への昇級は、真田圭一(10期4組 - 11期1組)藤井猛(11期4組 - 12期竜王)渡辺明(17期4組 - 18期竜王)の3例がある。
  12. ^ 1組昇級の従来の最速記録は渡辺明の参加4期。
  13. ^ 伊藤匠は第36期の5組ランキング戦で5勝、本戦で5勝、挑決三番勝負2勝0敗で12連勝を記録(後に七番勝負第1局で藤井聡太竜王に敗戦)。伊藤以外では、第34期藤井聡太が2組ランキング戦で4勝、本戦で2勝、挑決三番勝負2勝0敗、七番勝負4勝0敗で12連勝を記録している(藤井は次期第35期七番勝負第1局で広瀬章人挑戦者に敗戦)。
  14. ^ 年未満切り捨ての合計年齢。藤井竜王が21歳(2か月17日)、伊藤七段が20歳(11か月26日)。日単位合計では42歳2か月となる。
  15. ^ タイトル戦番勝負における対戦棋士の合計年齢の従来の最少記録は、第57期棋聖戦1990年度後期)第1局時点における 屋敷伸之棋聖(18歳)森下卓六段(24歳)42歳(年未満切り捨て、日単位での合計では43歳3か月)。
  16. ^ 藤井竜王、伊藤七段はともに2002年生まれ。
  17. ^ 従来の記録は羽生善治の21歳11か月(第40期)。
  18. ^ 棋士によるタイトル全冠制覇羽生善治1996年以来史上4人目(9例目)であり、同記録をプロ入り後史上最速(7年0か月)かつ最年少(21歳2か月)で達成。
  19. ^ 女流棋士では里見香奈2022年に達成している。
  20. ^ 羽生善治以来の内閣総理大臣顕彰受賞で、羽生の受賞は1996年3月21日、タイトル七冠独占を事由としての受賞。
  21. ^ ただし、第44期新人王戦でプロ入り前の奨励会員である都成竜馬三段が棋戦優勝した例がある。
  22. ^ これまで日本将棋連盟に記録が残る内の最速記録・最短=最少対局数記録はいずれも森内俊之四段(当時)のプロ入り164日後、15局目[77]
  23. ^ 従来の最年少優勝記録は佐々木勇気の19歳2か月(第3期)
  24. ^ 藤井聡太の「登場タイトル戦における連続獲得記録」は、2020年 第91期棋聖戦 - 2023年 第36期竜王戦の連続19期で達成。「全タイトル戦における連続獲得記録」は、同日時点で第35期竜王戦から第36期竜王戦までの連続9期。
  25. ^ a b 大山康晴の「登場タイトル戦における連続獲得記録」は、1963年 第22期名人戦 - 1966年 第25期名人戦の連続19期で達成。大山の同記録は当時の「全タイトル戦における連続獲得記録」(連続19期)を同時に達成。また、大山の連続19期の記録は「全タイトル戦連続登場記録(連続50期)」の期間に含まれる。
  26. ^ 「西山朋佳 対 里見香奈」の「同一カード」の対決は、女流タイトル戦8棋戦での実施が決定。これまでの将棋界での最多タイトル戦同一カード対決記録は「谷川浩司羽生善治」の7棋戦(現8タイトル棋戦のうち叡王戦を除く7棋戦)。
  27. ^ 従来の記録は藤井猛の45歳10か月(第24期、対局日基準)
  28. ^ 藤井聡太の「登場タイトル戦における連続獲得記録」は、2020年 第91期棋聖戦 - 2023年度 第73期王将戦の連続20期で達成。「全タイトル戦における連続獲得記録」は、同日時点で第35期竜王戦から第73期王将戦までの連続10期。
  29. ^ これまでの同一年度での獲得タイトル数最多記録は7期で羽生善治が2度達成(1994年度(名人、棋聖(2期)、王位、王座、竜王、棋王の計7期)および1995年度(名人、棋聖、王位、王座、竜王、王将、棋王の計7期)
  30. ^ これまでのタイトル戦年間最多勝利数記録は羽生善治の27勝(1994年度)。
  31. ^ 藤井聡太の「登場タイトル戦における連続獲得記録」は、2020年 第91期棋聖戦 - 2023年度 第49期棋王戦の連続21期で達成。「全タイトル戦における連続獲得記録」は、同日時点で第35期竜王戦から第49期棋王戦までの連続11期。
  32. ^ 「41歳」は年未満切り捨て。日単位での合計では「42歳2か月」
  33. ^ 藤井聡太王位は第35期竜王戦(2022年10月開幕)から第36期竜王戦まで、9棋戦連続タイトル戦に登場(竜王戦-王将戦-棋王戦-名人戦-叡王戦-棋聖戦-王位戦-王座戦-竜王戦-王将戦の連続10棋戦)。
  34. ^ 藤井聡太王位は第35期竜王戦(2022年10月開幕)から第36期竜王戦まで、9棋戦連続タイトル戦に登場(竜王戦-王将戦-棋王戦-名人戦-叡王戦-棋聖戦-王位戦-王座戦-竜王戦-王将戦-棋王戦の連続11棋戦)。
  35. ^ 第37期竜王戦までの4組在籍および第38期の5組以上が確定し、引退時期は早くとも第38期以降。





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