2018年西宮市長選挙
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「石井登志郎」の記事における「2018年西宮市長選挙」の解説
2017年7月、翌年に予定されていた西宮市長選挙への立候補の意向が報じられ、同年10月28日に記者会見を開いて正式に出馬の意向を表明した。 2018年1月4日、今村岳司西宮市長が仕事始め式で次期市長選への不出馬に伴う退任を表明し、その真意を尋ねた読売新聞の記者に暴言を吐いた。今村の暴言を受け、西宮市議会は2月6日の議会運営委員会で今村の退職金を減額する条例案を、同月20日開会の市議会定例会に提出する方針を決定した。今村はこの動きを受けるように2月19日に翌20日付で辞職願を提出したが、辞職の理由は明確にせず、辞職願も市職員を通じて市議会議長に提出された。西宮市議会は2月20日、全会一致で市長の辞職に同意し、今村は同日付で辞職した。 今村の辞職を受け、西宮市長選は予定よりも1週間、前倒しで実施されることとなった。4月8日、市長選挙告示。石井の他、西宮市選出の兵庫県議会議員だった吉岡政和(自由民主党・公明党推薦)、元副市長の本井敏雄(元西宮市長の河野昌弘、前神戸市長の矢田立郎が支援)、元加西市長の中川暢三ら6人が立候補した。与党推薦の吉岡は、選挙戦終盤の4月13日、大阪府を訪れていた安倍晋三首相からも激励を受け、自身のTwitterにツーショット写真を掲載して政権への近さをアピールした。4月15日、市長選挙投開票。「オール西宮」をスローガンに掲げ、今村前市長の辞職の際に問題になった市長退職金の廃止等を公約した石井が次点の吉岡を108票の僅差で破り、当選した。 ※当日有権者数:388,123人 最終投票率:37.52%(前回比:+1.11pts) 候補者名年齢所属党派新旧別得票数得票率推薦・支持石井登志郎 46 無所属 新 37,831票 26.49% 吉岡政和 43 無所属 新 37,723票 26.41% (推薦)自由民主党・公明党 本井敏雄 67 無所属 新 27,589票 19.32% 上田幸子 70 無所属 新 19,692票 13.79% (推薦)日本共産党 村上博 57 無所属 新 14,286票 10.00% 中川暢三 62 無所属 新 5,705票 3.99%
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