リビア内戦
別名:リビア内乱、リビア騒乱、2011年リビア内戦、2011年リビア騒乱
英語:2011 Libyan civil war
北アフリカのリビアで長期独裁政権を維持してきたカダフィ政権に対して反対勢力が蜂起し、発生した内乱。
2010年から2011年にかけて、チュニジアやエジプトで期独裁政権が打倒されたことなどを背景に、カダフィ大佐による独裁政権下にあるリビアでも、政権打倒の機運が高まっていた。2011年2月に反カダフィ派による反政府デモが起こり、次第に武力衝突に発展していった。
2011年9月6日現在、まだ抗争は続いているが、すでにリビアの首都トリポリは反カダフィ勢力によって制圧され、政治犯・思想犯を収容していたリビア最大の刑務所施設「アブ・サリーム刑務所」も開放されるなど、実質的にカダフィ政権は崩壊したと見なされている。
カダフィ大佐の行方は、9月6日現在、分っていない。リビア西部のオアシス都市「バニワリード」に潜伏しているとも、あるいは隣国ニジェールへ亡命したとも言われている。
2011年リビア内戦
(2011年リビア騒乱 から転送)
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2011年リビア内戦(2011ねんリビアないせん)は、リビアにおいて2011年に起こった政治社会的要求を掲げた反政府デモを発端とする大リビア・アラブ社会主義人民ジャマーヒリーヤ国とリビア国民評議会などの反政府勢力の間で勃発した内戦である。アラブ圏に於いては「2月17日革命」(ثورة 17 فبراير)と呼ばれる。
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