2009年 ~ジロ・デ・イタリア総合優勝~
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「デニス・メンショフ」の記事における「2009年 ~ジロ・デ・イタリア総合優勝~」の解説
2009年のジロ・デ・イタリアでは、山岳コースの第5ステージを制して総合5位に浮上。区間3位に入った第10ステージ終了後、総合首位のダニーロ・ディルーカに1分20秒差の2位に浮上した。個人タイムトライアルが組まれた第12ステージでは、最初のラップ地点において他を圧倒し、2度目の区間優勝。ディルーカに34秒の差をつけ、ついにマリア・ローザを奪取した。その後、山岳ステージにおいてディルーカとの激闘が演じられ、互いに譲らない攻防戦が続いた。最後の山岳ステージとなった第19ステージ終了時点では、ディルーカに18秒差まで迫られたが、個人タイムトライアルが組まれた最終第21ステージにおいて、雨が降り出し条件が不利になる中、終盤落車するも、タイム差を広げてディルーカを突き放し、初のジロ・デ・イタリア総合優勝を果たした。 さらに1998年のマルコ・パンターニ以来となるジロ・ツールのダブルツール達成を狙って同年のツール・ド・フランスに出場。しかし第1ステージの個人TTでいきなり大きく出遅れると、第4ステージのチームTTでは自身が落車するなどして大きくタイムロス。さらに勝負所のアルプス山岳ステージでも連日後退するなど明らかに走りに精彩を欠いて、優勝したアルベルト・コンタドールから1時間以上も遅れる総合51位に沈んだ。
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