2003年3月
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/10 08:39 UTC 版)
「2003年台湾におけるSARSの流行」の記事における「2003年3月」の解説
14日、行政院衛生署疾病管制局(疾病管制署の前身、以下CDC)実験室の職員は、自身の父親が最初のSARS症例ではないかと当局に通報した:234。職員の父は台商(海外で労働する台湾人)だった。深圳から香港経由で帰国したこの夫婦が台湾における初の感染者となる。17日、行政院衛生署(衛生福利部の前身)で危機管理の部署「嚴重急性呼吸道症候群疫情處理因應中心」が成立する。 18日、WHOが台湾を「最近の地域内伝播が疑われる地域(Areas with recent local transmission)」に指定。 21日、WHO加盟国の厚生閣僚に対し台湾のWHO加入支持を訴える書簡を送付し、各国の駐台大使にSARSの最新情報提供を要請した。 28日、SARSを第四類法定伝染病に指定:234、衛生署に「SARS対策部会衛生署SARS疫情因應小組」が設置され「伝染病防治法(傳染病防治法)」に基づく各種防疫措置が行われることとなった。 30日、行政院長游錫堃はCDCを視察。
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