126C2B
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/30 19:51 UTC 版)
「フェラーリ・126C2」の記事における「126C2B」の解説
126C2Bは1983年より導入されたフラットボトム規制に対応する形で、126C2を改造して製作された。グラウンド・エフェクトのダウンフォースが利用できなくなったため前後のウィングを大型化し、リアウィングの翼端板を延長して外側に小形のウィングレットを取り付けた。また、後輪荷重を稼ぐため、ブラバム・BT52と同様にラジエターなどの補機類をエンジン周辺にまとめ、重量配分を後ろ寄りにした。 126C2Bは本来の1983年用マシンである126C3の製作が遅れていたため、シーズン半ばの第8戦カナダGPまで使用され、2勝4PPと活躍した。 126C2として製作されたシャーシのうち、シャーシナンバーが063 - 065までの計3台が126C2Bに改修された。
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