1度目の企画
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2016年3月、スティーヴン・スピルバーグの肝いり企画だった『ねじの回転』の映画化企画が始動し、フアン・カルロス・フレスナディージョが監督に起用された。その際、タイトルは『Haunted』になると発表された。8月1日、アルフレ・ウッダードが本作に出演するとの報道があった。11日、ローズ・レスリーの出演が決まった。9月21日、撮影開始の5週間前だったにも拘わらず、スピルバーグが製作の中止を命じた。本作の脚本をリライトしたスコット・Z・バーンズが登場人物の設定やタイトル、ストーリーの流れを変更した結果、オリジナルの脚本とあまりにもかけ離れたものになってしまったからである。その脚本を見たスピルバーグは「スタジオがゴーサインを出した企画とはまるで違うものになってしまった」と考え、製作中止を決断したのである。その段階で、製作費1700万ドルのうち500万ドルが費やされていたが、製作サイドはそれでも仕切り直しを決断し、フレスナディージョ及びバーンズとの契約を打ち切った。
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