竜口寺
龍口寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/13 18:28 UTC 版)
龍口寺(りゅうこうじ)は、神奈川県藤沢市片瀬の龍口刑場跡に建つ日蓮宗の本山(霊跡寺院)。山号は寂光山(じゃっこうざん)。[3] 「竜口寺」と表記される場合もある。
- ^ 新編鎌倉志 1915, p. 112.
- ^ 新編相模国風土記稿 1932, p. 182.
- ^ 日蓮が文永8年(1271年)に認めた「四条金吾殿御消息」に拠って定められた山号。
「今度法華経の行者として流罪死罪に及ぶ。流罪は伊東、死罪はたつのくち。相州たつのくちこそ日蓮が命を捨たる処なれ。仏土におとるべしや。其故はすでに法華経の故なるがゆへなり。経云十方仏土中唯有一乗法。此意なるべき歟。此経文に一乗法と説給は法華経の事也。十方仏土の中には法華経より外は全なきなり。除仏方便説と見えたり。若然者、日蓮が難にあう所ごとに仏土なるべき歟。娑婆世界の中には日本国、日本国の中には相模国、相模国の中には片瀬、片瀬の中には龍口に、日蓮が命をとどめをく事は、法華経の御故なれば寂光土ともいうべき歟。」 - ^ 桟敷の尼の牡丹餅伝承所縁の地に建てられたのが慧雲山常栄寺である。
- ^ 但し、「種々御振舞御書」自体は他の確実視される御書における記述と齟齬のある箇所が多くあり、表現に奇跡性・潤色化などが随所に見られるところから、後の人の加筆もあるとされ、日蓮宗大学教授・立正大学教授で日蓮遺文の研究に従事し、祖書学の体系化をはかり「日蓮宗全書」「日蓮宗宗学全書」の編集にあたった浅井要麟は、本書を偽作と推定している。
- ^ 令和3年2月26日文部科学省告示第15号
- ^ “文化審議会の答申(登録有形文化財(建造物)の登録)について”. 文化庁. 2020年11月25日閲覧。
- ^ 清田義英『鎌倉の刑場 竜の口』1978年。51ページ。
- ^ 大仙寺在山時代には本道院と号した。
- ^ 元は高座郡にあった別付山本妙庵。
龍口寺
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 03:47 UTC 版)
※この「龍口寺」の解説は、「龍口」の解説の一部です。
「龍口寺」を含む「龍口」の記事については、「龍口」の概要を参照ください。
龍口寺と同じ種類の言葉
固有名詞の分類
- 龍口寺のページへのリンク