黒潮号とは? わかりやすく解説

黒潮号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/29 05:39 UTC 版)

黒潮号(黑潮號、くろしおごう)は、日本国有鉄道の前身である鉄道省が、1933年から1937年まで運行した週末運転の準急列車(現在の快速列車)である。当時は「黒潮列車」とも通称された。


注釈

  1. ^ 次点は「鴎」の306票で、以下「白濱」272票、「濱木棉」189票、「千鳥」186票と続く。このほか「享楽列車」「週末ぬくもり列車」「ニコニコ」「極楽」など、観光列車であることを前面に推す少数票も見られた[1]
  2. ^ 地方局による独自命名の例は他にも存在した。
  3. ^ 普通列車は当時同区間に3時間程度を要した。
  4. ^ この記録は1935年3月29日の紀勢線紀伊椿延伸開業に伴うダイヤ改正の際に実現されたもので、従来より2分短縮となった。その後1937年11月末で黒潮号が廃止となったため、この記録は南海本線の戦前最速記録となっている。
  5. ^ この入れ替えには間合い運用として阪和電鉄の貨物列車用電気機関車であるロコ1000形が充当された。
  6. ^ 2形式とも電動車。総出力1,200kW。多客時には電動車1両を増結。
  7. ^ 阪和と同様、電動車2両により牽引を実施。

出典

  1. ^ a b 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、71頁。ISBN 978-4885400612 
  2. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、69-70頁。ISBN 978-4885400612 
  3. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、99頁。ISBN 978-4885400612 
  4. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、202頁。ISBN 978-4885400612 
  5. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、203頁。ISBN 978-4885400612 
  6. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、116頁。ISBN 978-4885400612 
  7. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、133頁。ISBN 978-4885400612 
  8. ^ a b 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、73頁。ISBN 978-4885400612 
  9. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、72頁。ISBN 978-4885400612 
  10. ^ 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、69頁。ISBN 978-4885400612 
  11. ^ a b c 竹田辰男『阪和電気鉄道史』鉄道資料保存会、1989年、288-289頁。ISBN 978-4885400612 


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