高密度不活性金属爆薬とは? わかりやすく解説

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高密度不活性金属爆薬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/13 02:43 UTC 版)

高密度不活性金属爆薬(こうみつどふかっせいきんぞくばくやく、Dense Inert Metal Explosive、DIME)とは、炭素繊維製の外殻にタングステン合金の粉末と爆薬を詰めた爆弾の一種である[1]。爆弾の使用による付随被害を最小限にするために開発された[2]


注釈

  1. ^ タングステンの密度は19.25。
  2. ^ "SDB I"では弾頭部が強固な鋼製であるため、爆弾の前方には金属製の弾殻が飛散する。初期型の"SDB"であるGBU-39/BやGBU-40/Bは、通常の弾殻であるためDIMEを使用していないと考えられる。
  3. ^ 金属の燃焼によって炸薬の効率を高めるものに、アルミニウムを添加するという方法がある。固体ロケット燃料にアルミを加えたり、魚雷用炸薬のトーペックスなどの例がある。

出典

  1. ^ Cooper, Paul W. Explosives Engineering. New York: Wiley-VCH, 1996. ISBN 0-471-18636-8.
  2. ^ a b c d 野木恵一著 『DIME「高密度不活性金属爆薬」の真実』、軍事研究2009年5月号、(株)ジャパン・ミリタリー・レビュー
  3. ^ Dense Inert Metal Explosive (DIME) at globalsecurity.org


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