騎手同士の暴行事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 00:36 UTC 版)
「2012年の日本競馬」の記事における「騎手同士の暴行事件」の解説
4月29日夜に帯広競馬場内の調整ルームで数名の騎手が飲酒していたところ口論となり、2名の騎手が23歳の男性騎手に暴行を加え、あごの骨を骨折させていたことが明らかになった。この件で、道警帯広署はばんえい競馬所属騎手の藤野俊一を5月24日に、6月4日には鈴木恵介をそれぞれ傷害容疑で逮捕。 禁止されている調整ルーム内での飲酒を行っていたうえ暴行事件が発生し、その結果前年度の勝利数1位と2位の騎手が逮捕されるという異常な事態となり、ばんえい競馬を主催する帯広市は市長名で遺憾のコメントを発表したほか、5月25日と6月4日には開催執務委員長によるお詫びのコメントを公式サイト上で発表。その後、被害者の男性騎手は8月3日付で地方競馬全国協会に騎手免許を返上した。なお、鈴木は2012年度も年間勝利数1位を記録したが、この事件の当事者として逮捕されたことが信用失墜行為として帯広市の規定に抵触したため、表彰は行わなかった。 関係者に対するばんえい競馬および開催執務委員長からの処分が、いずれも6月29日付で発表された。 詳細は「ばんえい競馬公式サイト(2012年6月29日)」を参照 事件を重く見た帯広市は7月3日に再発防止策をまとめ、7月14日には公式サイトでも発表した。 詳細は「帯広市発表資料(全文、2012年7月3日、PDFファイル)」を参照
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