非正規化数とは? わかりやすく解説

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非正規化数

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 17:28 UTC 版)

非正規化数(ひせいきかすう、Denormalized Number)または非正規数(ひせいきすう、Denormal Number)は、浮動小数点方式において「正規化」して表現できないような、0にごく近い、絶対値が極端に小さい数の表現法により表現された数である。英語では Subnormal Number とも。たとえばC言語の倍精度 (double) の場合、float.h により DBL_MIN という名前に定義される最小の正規化数よりも絶対値が小さい(つまりゼロに近い)。


  1. ^ 絶対精度は、最小の正規化数と同じままである。
  2. ^ An Interview with the Old Man of Floating-Point Reminiscences elicited from William Kahan by Charles Severance
  3. ^ Dooley, Isaac; Kale, Laxmikant (2006年9月12日). “Quantifying the Interference Caused by Subnormal Floating-Point Values”. 2010年11月30日閲覧。
  4. ^ Fog, Agner. “Instruction tables: Lists of instruction latencies, throughputs and microoperation breakdowns for Intel, AMD and VIA CPUs”. 2011年1月25日閲覧。
  5. ^ Serris, John (2002年4月16日). “Pentium 4 denormalization: CPU spikes in audio applications”. 2010年9月3日閲覧。
  6. ^ 資料にはSSE2とあるが、組込み関数を宣言するヘッダではSSE3扱いとなっている
  7. ^ Casey, Shawn (2008年10月16日). “x87 and SSE Floating Point Assists in IA-32: Flush-To-Zero (FTZ) and Denormals-Are-Zero (DAZ)”. 2010年9月3日閲覧。


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