離散一様分布
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離散一様分布(りさんいちようぶんぷ、英: discrete uniform distribution)は、確率論や統計学における離散確率分布の一種であり、有限集合の全ての値について、等しく確からしい場合である。
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- ^ 標本の最大値は母集団の最大値を超えることは決してないが、小さくなることはありうる。したがって、バイアスのある推定値である。母集団の最大値は小さく推定される傾向がある。
- ^ a b Johnson, Roger (1994), “Estimating the Size of a Population”, Teaching Statistics 16 (2 (Summer)), doi:10.1111/j.1467-9639.1994.tb00688.x
- ^ Johnson, Roger (2006), “Estimating the Size of a Population”, Getting the Best from Teaching Statistics
- 1 離散一様分布とは
- 2 離散一様分布の概要
- 3 非復元抽出による最大値の推定
- 4 関連項目
離散一様分布(整数の一様分布乱数)
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「乱数列」の記事における「離散一様分布(整数の一様分布乱数)」の解説
多くのプログラム言語では、0からある最大値までの整数に一様分布する乱数を発生させる関数が標準で用意されている。これを基にして加工することにより様々な分布を持つ乱数を作ることができる。ただし、実装に使われているアルゴリズムによって周期やランダム性(すなわち乱数の"質")には違いがあり、たとえばC++11標準ライブラリに実装されているメルセンヌ・ツイスタエンジン(std::mt19937)は219937-1(24番目のメルセンヌ素数、約4.315×106001)という非常に長い周期をもつが、C言語標準ライブラリのrand()関数やJavaのjava.util.Random 、および.NET Framework基本クラスライブラリのSystem.Random などのように、実装は簡便であるが下位の桁が規則性を持っていたり、2次元以上では分布に相関が生じる線形合同法が使われていることが多い。
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