踏切障害物検知装置とは? わかりやすく解説

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踏切障害物検知装置

(障検 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/13 01:05 UTC 版)

踏切障害物検知装置(ふみきりしょうがいぶつけんちそうち)は、踏切内の支障物(自動車など)を自動的に検知して、その状態を自動的に列車などに信号で通報する保安装置である。略して「障検」(しょうけん)とも呼ばれる。国土交通省が定める、鉄道に関する技術上の基準を定める省令では、「自動車が踏切道を支障した時にこれを列車等に知らせることができるものでなければならない」と定めており、踏切障害物検知装置が発する信号においては、「接近する列車が当該列車の進路を支障する箇所までに停止することができる距離以上の地点から確認することができる位置に設置すること」と同省令での解釈基準で定められている[1]


  1. ^ 枝久保達也 (2019年9月16日). “京急踏切事故で垣間見える安全対策の問題点、他の私鉄と何が違ったか”. DIAMONO on line. https://diamond.jp/articles/-/214798 2019年9月16日閲覧。 
  2. ^ 細沢礼輝; 贄川俊 (2019年9月6日). “踏切の異常検知は作動 自動ブレーキ機能なく 京急説明”. 朝日新聞. https://www.asahi.com/articles/ASM954S6CM95UTIL023.html 2019年9月6日閲覧. "東急や京王、小田急、東武、JR東日本の一部路線で、検知装置を自動列車制御装置(ATC)などの信号保安装置と連動させる仕組みがあり、装置が作動すると自動、的にブレーキがかかる仕組みとなっている。だが、京急本線にはこうしたシステムは導入されておらず、運転士が手動でブレーキをかけることになっていた。" 
  3. ^ 踏切障害物検知装置”. IHI. 2023年1月25日閲覧。
  4. ^ 踏切障害物検知装置(カタログ)” (PDF). IHI. 2023年1月25日閲覧。
  5. ^ JR東、踏切障害物検知に最新版 豪雪地帯、郊外に先行導入”. 東京新聞 (2020年5月5日). 2023年1月25日閲覧。
  6. ^ 2次元レーザーレーダーを用いた踏切障害物検知装置の実証試験を実施します” (PDF). 京阪電気鉄道広報部 (2018年2月21日). 2019年6月4日閲覧。


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