踏切警報機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/21 01:28 UTC 版)
踏切警報機(ふみきりけいほうき)とは、踏切において道路を通行する歩行者や車両運転者等に対して音と光によって列車が接近していることを警告するために用いられる警報装置のことである。一般的には車両の進行方向に対して通行車線側(つまり左側通行であれば左側)の路側に設置されている場合が多い。
注釈
- ^ 受信点にループコイルをレールの間に設置してAF電流を受信する電流受電方式と、受信点でレールからAF電流を直接受信する電圧受電方式がある。
- ^ ATS車上子や地上側の受信装置の故障した場合には検知できなくなり、フェールセーフの構成とはなっていない。
- ^ 警報終止点では列車の後尾が踏切を進出していることが警報停止の条件となっているため、設置されていない。
- ^ 信号用の軌道回路が設置されていない軌道線の専用軌道に使用されている。
- ^ 特に駅付近の踏切においては通過列車を基準に踏切が鳴動するため、停車列車が接近している場合は遮断時間が非常に延びてしまう。
- ^ バックアップリレーが不作動となった場合には全灯連続点灯となる。
- ^ 発振周波数の750Hzと700Hzの電気信号を変調周波数により1分間に130回断続して警報音を発生させる。発振周波数が不良になると澄んだ音となり、変調周波数が発信不良となると連続音が発生する。
出典
- ^ a b “読むらじる。 昭和にタイムスリップ! 小湊鐵道で日本の原風景を訪ねる旅(前編) |website=NHKラジオ らじる★らじる”. 日本放送協会 (2020年11月9日). 2020年11月13日閲覧。
- 1 踏切警報機とは
- 2 踏切警報機の概要
- 3 概要
- 4 構成
- 5 脚注
踏切警報機
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 00:41 UTC 版)
道路を通行する歩行者や車両運転者などに対して踏切の存在を知らせ、列車が接近した場合は音と光で警報して道路交通を停止させる装置。
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