陰子とは? わかりやすく解説

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かげ‐こ【陰子/×蔭子】

読み方:かげこ

人知れずこっそりと目をかけてかくまう子。

「そでかけて言はぬ先より人知れず君が—になりねとぞ思ふ」〈相模集

陰間(かげま)」に同じ。

大坂の色さわぎ、天職より十五(かこひ)まで買ひあげ、—のはやるは」〈浮・置土産・四〉


陰間

(陰子 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/16 17:45 UTC 版)

陰間(かげま)とは、江戸時代茶屋などで客を相手に男色を売った男娼の総称。特に数え13 - 14から20歳ごろの美少年による売色をこう呼んだ。陰間は男性相手が主だったが、女性も客に取ることがあった。数えで20歳ともなれば少年としては下り坂で、その後は御殿女中後家商家人妻を相手にした[1]


  1. ^ a b c d e f 江戸文化の裏面を照らし出した労作――渡辺信一郎『江戸の色道: 古川柳から覗く男色の世界』[レビュアー] 氏家幹人(歴史学者)”. 2020年12月3日閲覧。
  2. ^ 『オトコノコノためのボーイフレンド』(1986年発行少年社・発売雪淫社)。


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