阪神1001形電車
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/01/26 08:13 UTC 版)
阪神1001形電車(はんしん1001がたでんしゃ)は、かつて阪神電気鉄道が保有していた鉄道車両で、大正中期に製造された301形・311形・321形・331形木造車を鋼体化改造したものである。愛称は「センコウ(千公)」[1]。
注釈
- ^ 阪神本線・西大阪線・武庫川線等の阪神電鉄社内における呼称。
- ^ 併用軌道線には51形木造車が1948年まで残っていた。
- ^ 書類上は新製扱いで、種車は廃車扱いになっている。
- ^ 奇数車神戸向き、偶数車大阪向きの片運転台。
- ^ 端子電圧600V時1時間定格出力37.3kW。
- ^ 同社への発注はこれ以降、2006年に1000系を後身の近畿車輛に発注するまで実に70年間行われなかった。
- ^ 急行用の各形式のギア比が3.14であるのに対し、1001形各形式のギア比は3.67であった。
- ^ 現在の準急及び区間急行の前身。
- ^ 内訳は1002・1105・1111・1143。
- ^ 内訳は1013・1106・1120・1126・1134・1149。
- ^ このうち1106は10月28日に尼崎にて全焼。
- ^ 内訳は1002・1012・1105・1106・1111・1131・1142・1143・1147。
- ^ 1950年に実施したのは1101 - 1115、1956年に実施したのは1116 - 1129。
- ^ 前者は2,100rpm、後者は2,400rpm。
- ^ 内訳は1003 - 1007・1009・1015 - 1017・1020。
- ^ 内訳は1001・1008・1010・1011・1014・1018・1019。
- ^ 内訳は1104・1114・1116・1118・1125・1128・1131・1148。
- ^ 内訳は1103・1104・1105・1110・1111・1113・1123・1142・1143・1147。
- ^ 内訳は1106・1114・1115・1117・1119・1120・1122・1124・1126・1127・1130。
- ^ 内訳は1101・1102・1107・1109・1121・1125・1132・1137・1146・1148・1149。
- ^ 抽選で200名ほどが参加できた[5]。
出典
- ^ 「鉄道ピクトリアル 1997年7月臨時増刊号 阪神電気鉄道特集」 川島令三執筆の記事。
- ^ a b 飯島巌・小林庄三・井上広和『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。110頁。
- ^ a b c d 飯島巌・小林庄三・井上広和『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。111頁。
- ^ a b 飯島巌・小林庄三・井上広和『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。112頁。
- ^ 『〜 5261と振りかえる阪神電車の昔 〜-Part.2-(マルーンの疾風)』
- ^ 『兵庫県2010年9月記者発表資料 「21世紀の尼崎運河再生プロジェクト レンタサイクル・オープンカフェ社会実験」の実施について』
- 1 阪神1001形電車とは
- 2 阪神1001形電車の概要
- 3 戦火と復興
- 4 試験車1130
- 5 終焉
- 6 譲渡および転用
固有名詞の分類
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