阪神1形電車とは? わかりやすく解説

阪神1形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/09 06:35 UTC 版)

阪神1形電車(はんしん1がたでんしゃ)は、阪神電気鉄道1905年に現在の阪神本線に当たる出入橋駅(大阪) - 三宮駅(神戸)間を開業した際に投入した鉄道車両である。1905年の開業時に20両、同年秋までに10両がまず登場し、その後1908年にかけて20両が逐次就役して、合計50両が製造された[1]


注釈

  1. ^ 同社は1831年創業の車両メーカーで、1904年にブリル傘下に入った後も1917年までステフェンソンブランドで路面電車車両の製造などを行っていた
  2. ^ このデッキ部分の区画を「前室」あるいは「玄関」を意味する建築用語を援用してベスティビュール(vestibule)と呼び、ここから転じてオープンデッキ構造の路面電車等で妻窓を設けたものをベスティビュール(ベスチビュール)付きと呼ぶようになった。そのため、この妻窓そのものを「ベスティビュール」とすることが多いがこれは誤りである。
  3. ^ 停車駅名欄の尼崎をA、西宮をNにするなど
  4. ^ 現在の神戸国際会館あたり

出典

  1. ^ a b c d e f 飯島巌・小林庄三・井上広和『復刻版 私鉄の車両21 阪神電気鉄道』ネコ・パブリッシング、2002年(原著1986年、保育社)。103頁。


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