三宮駅
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三宮駅(さんのみやえき)および神戸三宮駅(こうべさんのみやえき)は、兵庫県神戸市中央区にある神戸新交通・神戸市交通局(神戸市営地下鉄)・阪神電気鉄道(阪神)・阪急電鉄(阪急)の駅である。
注釈
- ^ 現在はJR西日本の三ノ宮駅を「神戸三宮駅」に改称するよう市が要望しているが、要望合意の見通しが立てば地下鉄などの改称も検討する考えとしている。
- ^ また、山陽からの直通列車では「阪神三宮」「阪急三宮」の案内も見られる。
- ^ 神戸交通振興・神姫バスの共同運行によるポーアイキャンパス線、大学のシャトルバスで利用者の分散を図っている。(2014年3月から神戸市がバス利用促進の社会実験を行っている。)
- ^ 開業時は日本で最大級の地下駅だった[8]。
- ^ その間はレールの錆取りを兼ねて、回送列車や臨時列車が使用していた。
- ^ 山陽大塩駅では駅構造の関係で2022年2月末までドアカットを実施しており、それまでは阪神の急行系車両と山陽車両の姫路側先頭車には注意を促すステッカーがドアに貼付されていた。
- ^ 2012年8月27日から乗車位置が6両編成の特急用(青色の位置)と4両編成の普通用(緑色の位置)に分けられている。
- ^ 土休日7:33発(当駅始発)のみ。
- ^ 駅改良工事時に将来的な8両編成での運用に備えて8両対応としたが、長らく使用する機会がなかったため、その間は大阪梅田寄りの2両分は照明を点けず立ち入り禁止としていた。2020年3月14日ダイヤ改正で土曜・休日の快速急行において8両編成の運用が開始され、現在は平日の快速急行でも8両編成の運用がある(6両編成の運用も残されている)。
- ^ 実際はホーム形状から8両編成の停車も可能ではあるが、1番線・3番線には8両編成は発着しないため、列車が停車しない部分には転落防止用の柵が設置されている。
- ^ 配線変更後暫くは1000系または9000系のみで運用されていたが、2016年3月19日ダイヤ改正以降は8000系で運用されることもある。
- ^ 2012年6月2日から2012年8月25日までは0番線が存在していた。実際の配線は神戸方面から3番線に入るポイントは大阪梅田方面への折り返しホームの名残で3番線から直接大阪梅田方面へ入れる構造ともなっている。
- ^ 実際は将来の快速急行8両編成化に備えて、近鉄車両8両編成に対応した長さとした。
- ^ 当時は地下鉄・ポートライナーは未開業であり、葺合区に位置していたのは国鉄三ノ宮駅・阪神三宮駅のみであった。
- ^ 阪急側が求める「都市鉄道利便増進事業」として事業が認められれば、総事業費のうち、国が1/3、兵庫県が1/6、神戸市が1/6を補助しなければならない。なお、残りは阪急が負担。
出典
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