阪急500形電車_(初代)とは? わかりやすく解説

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阪急500形電車 (初代)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/29 07:58 UTC 版)

阪急500形電車(はんきゅう500がたでんしゃ)は、1924年阪神急行電鉄が導入し、京阪神急行電鉄(後の阪急電鉄)に在籍した小型の通勤型電車である。当初の形式名は500形及び700形であったが、1930年に300形310形へ改番された。阪急で初めて半製車体を採用した形式である。


  1. ^ a b 関田克孝「川崎造船タイプの電車を回想する」『鉄道ファン』2012年11月号、110頁。
  2. ^ 日本初の半鋼製路面電車 日本鉄道車輌工業会
  3. ^ a b c 山口益生『阪急電車』46頁。
  4. ^ この時点では90形登場以前であったが、51形の制御車を製造した際に90台は飛ばされている。
  5. ^ 後年も3000台各形式の後は4000台を事業用車両の番号として旅客車は5000台に飛ばされている。
  6. ^ 山口益生『阪急電車』47頁。
  7. ^ さらに、本形式の宝塚線転出後はモーターの搭載基数を半減したことから20.4tと軽量化され、51形よりも軽くなっている。
  8. ^ 端子電圧600V時1時間定格出力78kW、定格回転数615rpm
  9. ^ BW-78-25AA相当。
  10. ^ a b c d 山口益生『阪急電車』48頁。
  11. ^ 『阪急電車形式集.1』
  12. ^ 『鉄道ピクトリアル』1989年12月臨時増刊号
  13. ^ a b c d e f g h i j 関田克孝「川崎造船タイプの電車を回想する」『鉄道ファン』2012年11月号、110頁。
  14. ^ 『阪急鉄道同好会報』増刊6号 1993年9月
  15. ^ 阪急電鉄株式会社発行『阪急の車両』より。
  16. ^ メーカーの川崎造船所から納車される前の、車体のみが長物車の上に載せられた写真のほか、衝突後の側面が破損した状態の写真などが残されている。
  17. ^ 宝塚線の橋梁の荷重負担能力の関係で、本形式や380・500・550の各形式は1時間定格出力82kW級電動機を1両あたり2基搭載しており、1両当たりの出力は82kW×2=164kWとされていた。
  18. ^ 端子電圧600V時1時間定格出力48kW、定格回転数720rpm。
  19. ^ 500形に供出した主電動機の不足分については304・305の半減分を流用した。
  20. ^ GE-263のスケッチ生産品。性能は同一。
  21. ^ これによって、1両当たりの出力は300 - 309が82kW×2=164kW、310 - 319が48kW×4=192kWとなった。
  22. ^ a b 篠原丞「創業期から現代まで 宝塚線 車両・運転のエピソード」『鉄道ピクトリアル 特集 阪急電鉄宝塚線』第901号、電気車研究会、2015年、66-67頁。 
  23. ^ つまりこの台車交換で発生したブリル27MCB-2は14両分となり、300 - 313がブリル27E-1装着となった。


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