阪神急行電鉄
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阪神急行電鉄(はんしんきゅうこうでんてつ)は、1918年2月から1943年9月にかけて存在した、阪急阪神ホールディングスの前身となる鉄道事業者。現在の阪急電鉄各線のうち、神宝線(京都線系統を除く路線)に当たる地域の路線を完成させた会社である。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r 『株式会社年鑑. 昭18年版』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ a b 『地方鉄道及軌道一覧. 昭和18年4月1日現在』(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 小林が1923年頃に執筆したと推定される「職業野球団打診」という文章でさらに具体的な構想を述べている(小林の著書『私の行き方』(斗南書院、1935年)に収録)。なお、全国中等学校野球優勝大会の最初の開催地は阪急が建設・保有していた豊中グラウンドである。
- ^ 1991年から1996年まで、春・夏の高校野球全国大会(この期間中、阪神甲子園球場はプロ野球で使用できない)期間中に阪急西宮球場で阪神タイガースの主催試合を実施していた。また、阪急西宮球場で最後に開催されたプロ野球の公式戦も阪神戦だった。
- ^ 新京阪線の京都側ターミナルだった京阪京都駅(現・大宮駅)は合併と同時に「京阪神京都駅」に、1945年に交野電気鉄道を合併した際には「交電磐船駅」を「京阪神磐船駅」にそれぞれ改称している(京阪神磐船駅は1948年廃止)。
- ^ 毎日jp 「震災前の神戸」昭和20年6月の神戸阪急会館写真より
- ^ 1947年に「阪急ベアーズ」を経て「阪急ブレーブス」となる。
- ^ 同じく私鉄傘下のプロ野球団だった南海軍は、南海鉄道が関西急行鉄道と合併して近畿日本鉄道になったのに伴い、「近畿日本軍」に改称している。
- ^ a b 京阪電気鉄道株式会社史料編纂委員会(編)『鉄路五十年』京阪電気鉄道、1960年、pp.315 - 316
- ^ 実際に京阪神急行は新生京阪の株式出資を一部引き受けている。
- 1 阪神急行電鉄とは
- 2 阪神急行電鉄の概要
- 3 関連項目
阪神急行電鉄
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1918年(大正7年)2月4日 商号を阪神急行電鉄株式会社に変更。阪神急行電鉄の略称として「阪急」、「阪急電鉄」の名称が用いられるようになる。 5月23日 東京帝国劇場において宝塚少女歌劇団の初公演を実施。 1919年(大正8年)1月6日 宝塚音楽歌劇学校を創立。 1920年(大正9年)7月16日 神戸本線 十三 - 神戸(後の上筒井)間、伊丹線が開業。 11月1日 阪急ビル(旧館)が竣工。 11月5日 阪急ビル2階に食堂を開設。 1921年(大正10年)4月1日 北大阪電気鉄道(1923年に新京阪鉄道へ事業譲渡)が十三 - 豊津間(現在の京都本線・千里線の一部)を開業。 9月2日 西宝線(現在の今津線の一部)宝塚 - 西宮北口間が開業。 10月26日 北大阪電気鉄道が豊津 - 千里山間を開業。 1924年(大正13年)7月15日 宝塚大劇場が竣工。 10月1日 甲陽線開業。 1925年(大正14年)6月1日 梅田阪急ビル(旧館)の2・3階に阪急直営マーケット(阪急百貨店の前身)を開業。 10月15日 新京阪鉄道(1930年に(旧)京阪電気鉄道に合併)が天神橋(現在の天神橋筋六丁目) - 淡路間(現在の千里線の一部)を開業。 1926年(大正15年)5月14日 宝塚ホテル開業。7月5日 梅田 - 十三間が高架複々線化。神戸本線・宝塚本線の分離運転を開始。旧線は北野線として営業を継続。 12月18日 西宮北口 - 今津間開業。西宝線が全線開業し、路線名を今津線と改称。 1928年(昭和3年)1月16日 新京阪鉄道が淡路 - 高槻町(現在の高槻市)間を開業(現在の京都本線)。 11月1日 新京阪鉄道が高槻町 - 京都西院(現在の西院)を開業。 11月9日 新京阪鉄道が桂 - 嵐山間を開業(現在の嵐山線)。 1929年(昭和4年)3月28日 梅田阪急ビル(新館)の第1期工事が竣工。 4月15日 梅田阪急ビル(新館)に阪急百貨店が開店、阪急直営マーケットを閉店。 7月10日 六甲山ホテル開業。 1931年(昭和6年)3月31日(旧)京阪電気鉄道が新京阪線 西院 - 京阪京都(現在の大宮)間開業。関西初の地下鉄道の開業。 10月15日 阪急神崎川ゴルフ場を開場。 12月1日 梅田阪急ビルの第2期工事が竣工。 1932年(昭和7年)8月 演劇、映画の興行を主たる目的として、東京宝塚劇場(現在の東宝)を設立。 11月20日 梅田阪急ビルの第3期工事が竣工。 1935年(昭和10年)1月25日 宝塚大劇場が全焼。 4月1日 全焼した宝塚大劇場を復興。 1936年(昭和11年)1月23日 阪急職業野球団(後の阪急ブレーブスの前身。現在のオリックス・バファローズ)を結成。 2月26日 梅田阪急ビルの第4期工事が竣工。 3月31日 神戸阪急ビルが竣工。 4月1日 神戸本線 西灘(現在の王子公園) - 神戸(現在の神戸三宮)間が開業し全通。西灘 - 上筒井間は上筒井線として存続。 1937年(昭和12年)5月1日 阪急西宮球場(後の西宮スタジアム)の開場式を挙行。 1940年(昭和15年)5月20日 上筒井線廃止。 1942年(昭和17年)4月1日 国家総動員法及び配電統制令に基づき設立された関西配電に電灯電力供給業務を譲渡。
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阪神急行電鉄
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「関西私鉄の電力供給事業」の記事における「阪神急行電鉄」の解説
阪急電鉄株式会社は1910年(明治43年)3月10日箕面有馬電気軌道として路線を開業し、その後1918年に阪神急行電鉄と改称している。開業当時新淀川以北に電力を供給する電力会社はなく村々は石油ランプだけの生活であったので、開業の年の7月2日には沿線への電灯電力の供給を開始した。電車の開業にあたって自社で三国発電所を建設し1000kW25ヘルツの火力発電機を2台設置した。
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