鉄相禅師(てつそうぜんじ、生年不明 - 元文3年(1738年))
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「子育て幽霊」の記事における「鉄相禅師(てつそうぜんじ、生年不明 - 元文3年(1738年))」の解説
筑前国東町(現福岡県福岡市博多区上呉服町)にあった明光寺で、臨月になって死んだ檀家の娘から産まれた。娘の幽霊が東町の飴屋に飴を買いに来ており、墓の中には飴を包む笹の葉が散乱していたという。成長して明光寺第17代住持となり、名筆家として名を馳せた。ある晩、夢に天狗が現れ、宝満山で競書があるため腕を借りるという。翌日、禅師の右腕は全く動かなかったが、その晩の夢に再び天狗が現れ、約束通り腕を返す言った後、禅師の腕は元通り動くようになった。この時に天狗が禅師の書を火気が避ける術をかけたため、鉄相禅師の書がある家は火事にならないという伝承が残る。
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