金采原とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 金采原の意味・解説 

金采原

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 05:30 UTC 版)

金 采原
誕生 1946年(76 - 77歳)[1]
京畿道楊州郡
(現在の 韓国京畿道南楊州市
職業 小説家
言語 韓国語
国籍 韓国
教育 梨花女子大学
活動期間 1975年 -
ジャンル 小説
代表作 「冬の幻」
デビュー作 「夜の挨拶」
テンプレートを表示
金采原
各種表記
ハングル 김채원
漢字 金采原
発音: キム・チェウォン
英語表記: KIM-Chae-won
テンプレートを表示

金 采原(キム・チェウォン、김채원、1946年 - )は韓国小説家である。楊州郡瓦阜(現在の南楊州市)出身。[1]

略歴

1946年、京畿道楊州郡瓦阜(現在の南楊州市)で生まれる。梨花女子大学の絵画科を卒業した。1975年、『現代文学』に「夜の挨拶」が推薦されて登壇した。

「月の手」(1977)、「氷の家」(1977)などを発表しながら旺盛な創作活動をしている。初期の作品は、異国的で叙情的な雰囲気の小説が主となっている。

1984年、繊細な文体で人間関係の微妙な有様を描いた創作集『緑色の帽子』を出版した。1989年には、「冬の幻」(1989)で李箱文学賞を受賞した。「冬の幻」は、告白する形式の小説として、中年女性の内面心理を鋭く描いた作品である。

受賞歴

主な作品

  • 1984年、『초록빛 모자』(緑色の帽子)[2]
  • 1992年、『장미빛 인생』(バラ色の人生)
  • 1997年、『달의 강』(月の江)
  • 1998年、『미친 사랑의 노래』(激しい愛の唄)
  • 2003年、『가을의 환』(秋の幻)
  • 2004年、『지붕 밑의 바이올린』(屋根の下のバイオリン)
  • 1977年、作家金知原との姉妹小説集『먼 집 먼 바다』(遠き家、遠い海)

脚注

  1. ^ a b [1] NAVER(韓国語) 2014年閲覧。
  2. ^ [2] 韓国現代文学大辞典 2014年閲覧。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「金采原」の関連用語

金采原のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



金采原のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの金采原 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS