重機関銃との共用
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/14 15:15 UTC 版)
1940年(昭和15年)2月に、従来半起縁式であった九二式実包の薬莢が無起縁へと変更された。このため、新製品である無起縁の九二式実包は名目上、九九式軽機関銃および九九式小銃等にも使用できたが、装薬量および弾丸重量の違いからくる反動や照尺距離の違い等の問題があった。 九九式普通実包を九二式重機関銃に使用する際には、照尺を調整する必要があった。これは九二式普通実包がより遠距離射撃に適したからであった。修正量は射距離600mから800mでは50m伸ばし、射距離800mから1,200mでは100m伸ばした。 また、四式普通実包を九二式重機関銃に使用する際も同様に調整する必要があった。修正量は射距離600mから800mでは100m伸ばし、射距離800mから1,800mでは200m伸ばした。
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