郯子
郯子
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 00:08 UTC 版)
郯子(たんし)には年老いた両親がおり、眼を患っていた。鹿の乳が眼の薬になると聞いた両親は、郯子に欲しいと願った。郯子は鹿の皮を身にまとい、鹿の群れに紛れて入った。そこへ猟師が本物の鹿と間違えて郯子を射ようとしたが、郯子が「私は本物の鹿ではありません。郯子と言いまして、親の願いを叶えたいと思い、こうやって鹿の格好をしているのです」と言うと、猟師は驚いてその訳を聞いた。孝行の志が篤いので射られずに帰り、親孝行をすることが出来た。
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