選考基準・方法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/04 07:13 UTC 版)
「日本カー・オブ・ザ・イヤー」の記事における「選考基準・方法」の解説
選考対象となる自動車は、前年の11月1日から当年の10月31日までに日本国内で発表または発売された乗用車すべてとされるが、「ノミネート」(2007年に実施された第28回の場合には55台)の基準・方法の詳細は必ずしも明確でない。始めにノミネート車のなかから上位10車種(「10ベスト」)が選出され、最終投票の直前には選考委員によるそれらの試乗会が行われる。最終投票では、各委員は持ち点25点のうち最上位の1車種に10点を投じることが義務付けられ、残り15点が2位以下の4車種に配分できる。理論上の最高得点は10点x60名=600点であり、最も高い得点を得た自動車が「イヤーカー」として受賞する。 この選考方法は何かに優れた車より失点の少ない車が有利となるため、2017年のボルボ・XC60や2018年のボルボ・XC40のように、日本人に馴染みの薄いとされる車が選出される場合もある。 選考の基準として、実施規約では「選考委員は対象車についてコンセプト、デザイン、性能、品質、安全性、環境負荷、コストパフォーマンス等を総合的に評価して選考する」と定めている。
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