適用期間
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/10 07:20 UTC 版)
賃金スライドの適用は60歳から65歳の期間であって、65歳以降は適用されない。これは就労する年齢を65歳までとし、年金を受給しながら就労による賃金を得ている者との均衡を保つためである。言い換えれば、65歳以降は物価スライドやマクロ経済スライドだけが適用され、年金受給者は同じ生活レベルを保つ事となる。すなわち、現役世代が賃金の上昇で生活レベルを上げたとしても、年金受給者は真似てレベルを上げることは出来ず、現状維持のレベルに留まる事となる。一方で、不況などで現役世代の給与水準が大幅に下落したとしても、年金受給者は以前と同じ生活レベルを保障されることとなる。
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