赤花

デジタル大辞泉

あか‐ばな【赤花】

読み方：あかばな

１ アカバナ科の多年草。湿地に生え、高さ約15〜90センチ。葉は長楕円形で縁にぎざぎざがある。夏、淡紅紫色の4弁花が咲く。アカバナ科の双子葉植物にはオオマツヨイグサなども含まれる。

２ 染め色の名。紅花(べにばな)で染めた赤色。

３ 襲(かさね)の色目の名。表は赤、裏は青みがかった紫。

アカバナのなかま、ミズキンバイ／撮影・広瀬雅敏

植物図鑑

あかばな (赤花)

●わが国の各地をはじめ朝鮮半島や中国東北部、サハリンに分布しています。山野の水湿地に生え、高さは３０～７０センチになります。茎には細毛が生え、卵形から卵状楕円形の葉は対生します。７月から９月ごろ、葉腋から紅紫色の花を咲かせます。花弁は４個で浅く２裂し、長い子房が花柄のように見えます。柱頭は太い棍棒状です。
●アカバナ科アカバナ属の多年草で、学名は Epilobiumpyrricholophum。英名はありません。

アカバナのほかの用語一覧

アカバナ：	エピロビウム・アルシニフォリウム  岩赤花  蝦夷赤花  赤花
カミッソニア：	カミッソニア・オウァータ  カミッソニア・ケイランティフォリア
カリロフス：	カリロフス・ドルモンディアヌス

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植物名辞典

赤花

読み方：アカバナ（ａｋａｂａｎａ）

アカバナ科の多年草

学名 Epilobium pyrricholophum

隠語大辞典

赤花

読み方：せきか，せっか

1. 思想が悪化すること。又は事件が暴動化することをいふ。
2. 赤い思想にかぶれること。赤色は過激派の表徴であるところから出た。

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「赤花」の例文・使い方・用例・文例

• 赤花という染め色