賀川玄悦とは? わかりやすく解説

かがわ‐げんえつ〔かがは‐〕【賀川玄悦】

読み方:かがわげんえつ

1700〜1777]江戸中期医師近江(おうみ)の人。字(あざな)は子玄。本姓三浦鍼灸術(しんきゅうじゅつ)をよくしたが、難産救ったことから助産術を独自に考案し賀川流産科の祖となった。著「産論」など。


賀川玄悦

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/03 07:11 UTC 版)

賀川 玄悦(かがわ げんえつ、元禄13年(1700年) - 安永6年9月14日1777年10月14日))は、江戸時代の医師。名は光森で、字は子玄。賀川玄迪の義理の父。産科医として多くの臨床体験を積む中で、母子を共に守る目的で出産用の鉗子を発明するなど産科医療の発展に尽くした。胎児の正常胎位(胎児が母体中で頭を下にしていること)を世界に先がけて発見したことでも知られる。[1]


  1. ^ 磯田道史、『江戸の備忘録』、朝日新聞出版、2008、p97
  2. ^ 田尻佐 編『贈位諸賢伝 増補版 上』(近藤出版社、1975年)特旨贈位年表 p.49
  3. ^ 全国溝江氏々族会 越前金津城主溝江家 溝江文書の解説と資料 p.186


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