認認介護との違い
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/11 15:38 UTC 版)
認認介護とは、認知症の人が自分と同じ認知症の人を介護している状態のことをいう。お互いが認知症のため介護どころではないケースがある認認介護は、介護放棄や虐待などに発展して事件や事故を引き起こす可能性もある。高齢者がふたりきりで暮らしている場合、家族や周囲の人が認知症に気付かずに、いつの間にか老老介護から認認介護になっていることも少なくない。認知症の症状があっても日常生活は送れるため要介護申請をしていない方や、認知症の自覚がないまま介護を続けている方も少なからずいると考えられるため、認認介護の正確な実態を把握するのは難しいといわれている。
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