話し手と聞き手の距離
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/09 16:53 UTC 版)
上述の通り、ウォロフ語のクラスにつけられる母音-i / -aは距離の「近い」と「遠い」を示しており、話し手と聞き手からの距離に従って変化する。 クラス b- を例にすれば、話し手と聞き手の両者から近いものはbii、話し手から遠く聞き手に近いものはboobuなどである。さらに両者から遠いものはbaleとboobaがある。 さらに、場所を指す場合の前置詞 ci / caも同じように、話し手と聞き手の距離に従って変化するため、名詞のクラスの母音と対応する。 例) ci kër gi (その)家で / ca kër ga(あの)家で ci neeg bi(その)部屋で / ca neeg ga(あの)部屋で
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