裸体と衣裳
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『裸体と衣裳』(らたいといしょう)は、三島由紀夫の公開日記形式の評論・随筆。文芸評論からオペラ観劇の感想まで、三島の幅広い芸術観がみられる随筆である。日記の日付は、1958年(昭和33年)2月17日から、1959年(昭和34年)6月29日までの約1年半の、長編小説『鏡子の家』の起草から完成までの期間となっており、『鏡子の家』の進行状況を基軸にして、様々な身辺雑記や交友録、評論が日記形式で綴られている[1][2]。
注釈
出典
- ^ a b 関谷一郎「裸体と衣裳」(事典 2000, pp. 405–406)
- ^ 「第三章 問題性の高い作家」(佐藤 2006, pp. 73–109)
- ^ 井上隆史「作品目録――昭和33年-昭和34年」(42巻 2005, pp. 416–422)
- ^ 山中剛史「著書目録――目次」(42巻 2005, pp. 540–561)
- ^ 「序文」(『三島由紀夫文学論集』講談社、1970年3月)。36巻 2003, pp. 64–65、論集I 2006, pp. 9–11
- ^ 「昭和33年11月25日(火)」(『裸体と衣裳――日記』(新潮社、1959年11月。新潮文庫、1983年12月)。論集II 2006, pp. 123–126
- 1 裸体と衣裳とは
- 2 裸体と衣裳の概要
- 3 おもな刊行本
- 4 脚注
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