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菊池海荘

読み方：きくち　かいそう

幕末・明治の志士・漢詩人。紀伊有田郡生。垣内孝友の次男。のちに菊池に改姓。名は保定、字は士固、通称は孫左衛門・孫輔、別号に渓琴・慈庵など。大窪詩仏に詩学を学び、広瀬旭荘・藤田東湖・佐久間象山等と交友があり、郷里に古碧吟社を設立。著に『国政論』等がある。明治14年（1881）歿、83才。

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菊池海荘

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2023/12/01 01:18 UTC 版)

菊池海荘（きくちかいそう）は幕末紀州の豪商、漢詩人、海防論者。栖原垣内家出身。江戸新和泉町で砂糖問屋河内屋孫左衛門店を経営しながら、大窪詩仏・梁川星巌に漢詩を学び、湯浅古碧吟社で活動した。天保の大飢饉では公共事業を行って窮民を救済し、紀州藩地士に取り立てられ、農兵浦組を編成するなど、国事に関与した。

脚注

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^ 松下 1960, p. 84.
^ 有田郡 1915, p. 461.
^ ^a ^b 有田郡 1915, p. 462.
^ ^a ^b ^c 山口 1999, p. 8.
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^ 松下 1960, p. 85.
^ 松下 1960, p. 95.
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^ ^a ^b 有田郡 1915, p. 465.
^ 菊池 1918, p. 17ウ.
^ 菊池 1918, pp. 17ウ-18オ.
^ 菊池 1918, p. 18ウ.

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