花月 (駆逐艦)
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花月（はなづき）は、日本海軍の駆逐艦[8]。 秋月型の13番艦[9]。秋月型の第2グループとして、冬月型に分類する文献もある[7][10]。花とは桜の意味で花月は陰暦2月の異称である[11]。
注釈
- ^ #歴群秋月付録では四式水中聴音機補音器室の船体フレームの一部が掲載されているが、補足として「実際に搭載したか明らかではなく、図の通り船底部がふくらんだ船体として完成したかも確認されていない」としている。
出典
- ^ a b c 福井1993・日本駆逐艦物語、205頁「第6表 秋月型(乙型)一覧表」
- ^ #S1910舞鎮日誌、p.44「一〇(略)工廠工事(中略)花月進水(以下略)」
- ^ #S1912舞鎮日誌、p.55「二六(略)工廠工事 驅逐艦花月引渡(舞廠)(以下略)」
- ^ 『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030127800、8頁
- ^ a b c 『日本の軍艦 11』、174頁
- ^ #歴群秋月では水中聴音機は後日装備とされたが、秋月が1943年10月末までに装備していることが確認されているので花月は竣工時から装備済であると推定できる。#歴群秋月p.39,p.98～99、『日本の軍艦11』158ページによる。
- ^ a b #歴群秋月付録『秋月型公式図 冬月型「花月」補音器室横壁構造』（昭和19年12月2日舞鶴工廠製図）
- ^ a b #海軍公報、1944年8月(5)、pp.44-45〔 達第二七九號 昭和十八年度及昭和十九年度ニ於テ建造ニ着手ノ驅逐艦五隻、潜水艦七隻、海防艦二十二隻及輸送艦二隻ニ左ノ通命名ス 昭和十九年八月二十五日 海軍大臣／舞鶴海軍工廠ニ於テ建造 驅逐艦 花月(ハナヅキ) 驅逐艦 椿(ツバキ) 第六十七號海防艦/株式會社藤永田造船所ニ於テ建造 驅逐艦 楢(ナラ) 驅逐艦 柳(ヤナギ) 第四十八號海防艦 第五十八號海防艦/横須賀海軍工廠ニ於テ建造 驅逐艦 櫻(サクラ)(以下略)〕
- ^ 法令上の通算での序列をいう。昭和20年2月5日付 内令第96号により、艦艇類別等級別表上での花月の序列が満月よりも下になったため、通算で13番艦となる。竣工艦に限れば12番艦である。秋月型駆逐艦の1945年2月5日時点の序列は涼月、冬月、春月、宵月、夏月、満月、花月の順である。
- ^ #歴群秋月p.13,25,143-156
- ^ 片桐、354頁
- ^ a b c d e f 夕雲型(2015)、83頁「花月(はなづき)」
- ^ a b #海軍公報、1944年8月(5)、p.25〔 内令第九九二號 艦艇類別等級別表中左ノ通改正ス 昭和十九年八月二十五日 海軍大臣／驅逐艦、一等秋月型ノ項中「宵月」ノ下ニ「、花月」ヲ、同松型ノ項中「榧」ノ下ニ「、楢、櫻、柳、椿」ヲ加フ(以下略)〕
- ^ a b c 戦史叢書93巻、179-180頁「第三十一戦隊の第二艦隊編入」
- ^ a b 戦史叢書85巻、357-358頁「三月十九日の先頭」
- ^ a b 戦史叢書85巻、372-373頁「大和部隊の沖繩突入作戦」
- ^ a b c 戦史叢書93巻、283-284頁「第二艦隊、第二水雷戦隊の解隊」
- ^ a b c d e f 戦史叢書93巻、396-397頁「海上挺進部隊の編成」
- ^ 福井1993・日本駆逐艦物語、291頁「日本海軍駆逐艦艦名一覧/花月 Hanazuki」
- ^ #S1902舞鎮日誌、p.8「(2)重要ナル艦船兵器ノ造修／(a)新造艦船(中略)第三六六號艦 二月十日、第五四八八號艦 二月十九日起工」
- ^ #S1902舞鎮日誌、p.44「十(略)工廠工事 第三六六號艦起工(以下略)」
- ^ a b #ハンディ判艦艇写真集18、p.16「秋月型建造工程一覧表』
- ^ a b c d 遠藤、220頁
- ^ a b 福井1993・日本駆逐艦物語、227-229頁「乙型駆逐艦花月について」
- ^ #S1910舞鎮日誌、p.9「(2)重要ナル艦船兵器ノ造修／(a)新造艦船 花月 十月十日進水」
- ^ 「昭和19年11月15日(水)海軍公報 第4852号 p.31」 アジア歴史資料センター Ref.C12070497800 「○事務開始 驅逐艦花月艤装員事務所ヲ十月二十九日舞鶴海軍工廠内ニ設置シ事務ヲ開始セリ」
- ^ 「昭和18年10月13日(発令10月10日付)海軍辞令公報(部内限)第1237号 p.4」 アジア歴史資料センター Ref.C13072093800
- ^ 「昭和17年11月16日(発令11月15日付)海軍辞令公報(部内限)第988号 p.13」 アジア歴史資料センター Ref.C13072088200
- ^ 「昭和18年6月1日(発令6月1日付)海軍辞令公報(部内限)第1131号 p.23」 アジア歴史資料センター Ref.C13072091300
- ^ a b c 「昭和19年12月6日(発令12月1日付)海軍辞令公報(甲)第1661号」 アジア歴史資料センター Ref.C13072102200 、p.1鶴岡(補31S司令官)、p.2東(補花月艤装員長)
- ^ #S1912舞鎮日誌、pp.8-9「(二)重要ナル艦船兵器ノ造修 本月中艦船兵器等造修訓令工事十二件通牒工事二十二件／(1)新造艦船(中略)花月 十二月二十六日完成引渡(以下略)」
- ^ a b c #ハンディ判艦艇写真集18p.33(駆逐艦『秋月型』行動年表)◇花月◇
- ^ 「昭和20年1月11日(木)海軍公報 第4900号 p.41」 アジア歴史資料センター Ref.C12070503500 「○事務所撤去／事務所名:驅逐艦花月/撤去月日:一二月二六日/記事:空欄」
- ^ a b c 「昭和20年1月11日(発令昭和19年12月月26日付)海軍辞令公報(甲)第1690号 p.42」 アジア歴史資料センター Ref.C13072144000
- ^ 『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030127800、40頁
- ^ 『第十一水雷戦隊戦時日誌』C08030127900、19頁
- ^ a b c d 『第三十一戦隊戦時日誌』、5頁
- ^ 戦史叢書93巻、251-252頁「米機動部隊の南九州来襲とわが航空攻撃/空母攻撃に成功」
- ^ a b c 遠藤、221頁
- ^ 戦史叢書85巻、407頁「第一遊撃部隊の佐世保進出」
- ^ a b 『第三十一戦隊戦時日誌』、46頁
- ^ 戦史叢書93巻、277-278頁「海上特攻隊の編制と出撃準備」
- ^ 『第三十一戦隊戦時日誌』、62頁
- ^ 『第三十一戦隊戦時日誌』、78頁
- ^ 『第三十一戦隊戦時日誌』、78、79頁
- ^ 『第三十一戦隊戦時日誌』、79頁
- ^ 『第三十一戦隊戦時日誌』、79、80頁
- ^ 『第三十一戦隊戦時日誌』、53-55、81、84頁
- ^ 『第三十一戦隊戦時日誌』、81、83頁
- ^ 写真日本の軍艦8巻、104-105頁(回天搭載北上写真解説)
- ^ 『艦長たちの太平洋戦争 続篇』、183頁、「榧」艦長だった森本義久少佐（当時）の回想による。
- ^ 昭和20年8月26日付 内令第749号。
- ^ 昭和22年8月27日付 復員庁第二復員局 復二第629号。
- ^ 福井1993・日本駆逐艦物語、211-213頁「名艦の最後」
- ^ 『日本の軍艦 11』、175頁
- ^ 田村、149頁
- ^ 昭和20年12月20日付 第二復員省 内令第12号。
- ^ 昭和22年9月11日付 復員庁第二復員局辞令公報 第56号。
[続きの解説]
「花月 (駆逐艦)」の続きの解説一覧
- 1 花月 (駆逐艦)とは
- 2 花月 (駆逐艦)の概要
- 3 艦長
「花月 (駆逐艦)」の例文・使い方・用例・文例
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