自噴とは? わかりやすく解説

じ‐ふん【自噴】

読み方:じふん

[名](スル)石油温泉などが自然に地下から噴き出ること。


自噴

読み方: じふん
【英】: natural flow

油・ガス田の生産初期においては一般に地下貯留層の圧力高く、この自然の圧力のみで油・ガス地表噴出してくる。このような状態を自噴という。油・ガス生産が進むと貯留層の圧力減退し、あるいは地層水産出多くなり自噴の力は弱くなって、やがて自噴は停止するので、ガス・リフト採油ポンプ採油などの人工採油法実施して生産回復を図る必要がある。自噴期間の長さ貯留層の排油機構によって異なり一般的には、油膨張押し型短くガス・キャップ押し水押し型では長い

自噴

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/10 06:07 UTC 版)

自噴(じふん)とは石油温泉地下水が自然に(人為的な動力によらず)地下から地表に湧出する現象を言う。湧水()だけに用いる言葉ではなく、井戸からの自然湧出にも用いる。


注釈

  1. ^ この場合、被圧されている帯水層の地下水を被圧地下水と言う。

出典

  1. ^ 筑波大学水文科学研究室、杉田 倫明・田中 正(編)、2009、『水文科学』、共立出版 ISBN 978-4-320-04704-4 pp. 150-151
  2. ^ 参照:全国地盤環境情報ディレクトリ https://www.env.go.jp/water/jiban/directory/21gifu/noubi/index.html


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