のとはんとう‐こくていこうえん〔のとハンタウコクテイコウヱン〕【能登半島国定公園】
能登半島国定公園
[曽々木海岸]
公園最南部の白砂青松の千里浜(ちりはま)などを除き、多くが日本海に面する外浦は、荒波を受けて浸食が進み、能登金剛、曽々木海岸などに100mを超える断崖が見られる。
一方、富山湾に面する内浦はリアス式海岸が発達し、風が陸地でさえぎられるため波も穏やかで、特に七尾湾は静かである。一般的には春から秋までがシーズンだが、冬の荒れた日、重く垂れ込める雲の下に怒濤が逆巻く日本海は、夏とは異なる激しさをもって人の心に強く迫る。岩に砕けて泡立った海水が飛び散る「波の華」や、滝の水が強風で上に吹き上げられるのが見られるのは、こんな日である。また、輪島市北方の舳倉(へぐら)島は、日本海を渡る鳥たちの中継地である。
能登半島国定公園
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/06 03:33 UTC 版)
能登半島国定公園(のとはんとうこくていこうえん)は、石川県・富山県を跨ぐ、能登半島の海岸を主体に指定されている国定公園である。
- ^ a b c d e f “能登半島、国定公園を拡張 環境省、新たに選定 白山国立公園も候補継続”. 北國新聞. (2022年6月15日). オリジナルの2022年6月15日時点におけるアーカイブ。 2023年2月21日閲覧。
- ^ a b 『国立・国定公園総点検事業フォローアップ結果について』(プレスリリース)環境省自然環境局国立公園課、2022年6月14日 。2023年2月21日閲覧。
- ^ a b c “みんなの県政 昭和44年2月号” (PDF). 富山県総務課. p. 19 (1969年1月20日). 2023年2月21日閲覧。
- ^ a b “雪割草 かれんに 門前・猿山岬の群生地”. 北陸中日新聞Web. (2021年3月28日). オリジナルの2021年3月27日時点におけるアーカイブ。 2023年2月21日閲覧。
- 1 能登半島国定公園とは
- 2 能登半島国定公園の概要
- 3 関連項目
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