耳鳥斎
耳鳥斎
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/07 14:28 UTC 版)
耳鳥斎(にちょうさい、宝暦元年(1751年)以前[1] - 享和2-3年(1802-03年)頃)とは、江戸時代の大坂の浮世絵師、戯画作者。
- ^ 享年と、双幅「仁王之図」(紙本墨画淡彩、個人蔵)の款記から逆算。「仁王之図」には「壽百六歳半分 耳鳥齋画」とあり、106歳の半分、すなわち数え53歳までは確実に生存していたことがわかる。
- ^ 『原色浮世絵大百科事典』第2巻は松尾平三郎とする。
- ^ のち『耳鳥斎画譜』と改題されて再版。明治末年に『歳時滅法戒』の題で宮武外骨により再摺。画賛者は、大田南畝、畠山観斎、大伴大江丸など当時の著名人が名を連ねている。
- ^ 耳鳥斎の絵巻模本(個人蔵)の書付。
- ^ 井溪(1998)p.23。
- ^ 中谷伸生 「耳鳥斎のアーカイヴズ化」『関西大学文化研究センター ディスカッションペーパー』vol.5、2013年3月、p.28。
- ^ 中谷伸生 「関西大学創立120周年記念講演会 大坂画壇の絵画」『関西大学図書館フォーラム』第12号、2007年、p.25。
- ^ 『原色浮世絵大百科事典』第2巻は天明2年とする。
- ^ 中谷伸生 2015, p. 4.
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