群落分類学 Syntaxonomiaとは? わかりやすく解説

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群落分類学 Syntaxonomia

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/28 15:20 UTC 版)

植物社会学」の記事における「群落分類学 Syntaxonomia」の解説

植物群落分類する際の基本単位となるのが群集(羅:associatio)であり、生物分類学(羅:Taxonomia)に於ける基本単位ある種相当する群集はその類似性よりより大きな生態学的単位(群落分類群植生単位 syntaxon, pl:syntaxaと呼ばれる)である「群団」に纒められる。さらに群団は「群目(羅:odro)」、群目は「群綱(羅:classis)」に統合される群落生物分類に於ける個体相当し、syntaxaは生物分類に於ける種・属科・目・綱・門・界といった種分類taxon相当するものである。各syntaxonの学名優占種標徴種などの学名を基にして命名される具体的に1つ2つ特徴的な種の属名語幹に以下に示す各syntaxonに対応した語尾を附しラテン語として命名すればよい。この時、種小名属格で残すこともできる。尚、-etumは古典期より存在するラテン語語尾群落を表す。 群落分類群(syntaxa)の各階級の名称(各国語)と対応する学名語尾群落分類群(syntaxa)ラテン語独語仏語学名語尾群綱 Classis Klasse classe -etea 亜群綱 Subclassis Unterklasse sous-classe -enea 群目 Ordo Ordnung ordre -etalia 亜群目 Subordo Unterordnung sous-ordre -enalia 群団 Alliancia Verband alliance -ion 亜群団 Suballiancia Unterverband sous-alliance -enion 群集 Associatio Assoziation association -etum 亜群集 Subassociatio Subassoziation sous-association -etosum 変群集 Varietas Variante 亜変群集 Subvarietas Subvariante ファキエース Facies Fazies (群団Alliancia/Suballianciaは以前はFoederatio/Subfoederatioとも称した。) 実際に植物の学名現行の国際藻類・菌類・植物命名規約(英: International Code of Nomenclature for algae, fungi, and plantsICN)によって命名されるのと同様に群落学名現行の国際植物社会学命名規約(独: Internationalen Code der Pflanzensoziologischen Nomenklatur, ICPN)に従って命名される

※この「群落分類学 Syntaxonomia」の解説は、「植物社会学」の解説の一部です。
「群落分類学 Syntaxonomia」を含む「植物社会学」の記事については、「植物社会学」の概要を参照ください。

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