統合ATM
別名:統合ATMネットワーク,統合ATMシステム
統合ATMとは、全国の都市銀行や地方銀行、信用金庫など100を超える金融機関の現金自動預払機(ATM)を統合したネットワークシステムの名称である。
統合ATMは、「MICS」(Multi Integrated Cash Service)と呼ばれる相互接続ネットワークから引き継ぐ形で稼動を開始した。MICSは「全国キャッシュサービス」とも呼ばれ、都市銀行の間で実現されていた相互運用ネットワーク「BANCS」(BANks Cash Service)や、同じく地方銀行の間で実現されていた「ACS」(All Japan Card Service)などを相互接続する中継システムとして機能していた。統合ATMへの移行によってシステムが一本化され、管理コストの削減や相互利用の利便性向上が実現可能となってる。
統合ATMスイッチングサービス
(統合ATM から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 18:01 UTC 版)
統合ATMスイッチングサービス(とうごうえーてぃーえむすいっちんぐさーびす)は、都市銀行や地方銀行などがそれぞれ独自に保有するCD/ATMを相互接続する中継システムの名称である。
- ^ 2004年3月期第3四半期 会社説明会 最近の事業環境と取組みについて (PDF) - NTTデータ
- ^ “全国銀行協会会長記者会見”. 全国銀行協会. (2004年1月27日). オリジナルの2012年12月19日時点におけるアーカイブ。
- ^ “イーバンク銀行、統合ATMスイッチングサービスの接続を地方銀行にも拡大”. 楽天銀行. (2007年4月16日)
- ^ “「振込時受取人名確認」のできる金融機関の追加について”. 株式会社ジャパンネット銀行. (2009年1月5日)
- ^ “「振込先口座確認」サービス開始のお知らせ~振込先の受取人口座名義の確認ができるようになりました~”. 住信SBIネット銀行株式会社. (2014年3月11日). オリジナルの2015年1月25日時点におけるアーカイブ。
- ^ “「統合ATMスイッチングサービス 振込データ一括口座確認機能」みずほ銀行、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、滋賀銀行、近畿大阪銀行が利用開始~給与振込・総合振込における事前口座確認が可能になりました~”. NTTデータ. (2014年12月19日)
- 1 統合ATMスイッチングサービスとは
- 2 統合ATMスイッチングサービスの概要
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