米欧回覧実記とは? わかりやすく解説

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米欧回覧実記

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/13 07:15 UTC 版)

米欧回覧実記』(べいおうかいらんじっき)とは、岩倉使節団の在外見聞の大部の報告書で正式名称は『特命全権大使 米欧回覧実記』。政治、経済、産業、技術、軍事、教育、文化、社会、風俗など、幅広いジャンルを網羅する明治初期における西洋文明見聞録の一級資料である。そのため、19世紀の世界情勢を詳細に伝える百科辞典(エンサイクロペディア)とも称されている[1]
使節団は特命全権大使岩倉具視を筆頭に、明治新政府首脳と随員含め総勢46名で構成され、明治維新最中の明治4年11月12日(1871年12月23日)から1873年(明治6年)9月13日まで、1年9カ月余(632日)を掛け米欧の条約締結国12か国を歴訪した[2]


  1. ^ 慶應義塾大学出版会 『現代語版 特命全権大使 米欧回覧実記』
  2. ^ 岩倉使節団 米欧亜回覧の会 『岩倉使節団とは?』 2017年2月4日
  3. ^ 水澤周訳注『現代語訳 特命全権大使 米欧回覧実記(1) アメリカ編』 5頁(慶応義塾大学出版会) 2005
  4. ^ 田中彰校注『特命全権大使 米欧回覧実記(一)』、9頁~11頁(岩波文庫)
  5. ^ 岩倉使節団 米欧亜回覧の会 『米欧回覧実記』 2017年9月28日
  6. ^ 田中彰校注『特命全権大使 米欧回覧実記(五)』、380頁 (岩波文庫)


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