百科事典とは? わかりやすく解説

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ひゃっか‐じてん〔ヒヤククワ‐〕【百科事典】

読み方:ひゃっかじてん

人類知識の及ぶあらゆる分野事柄について、辞書形式準じて目を立て配列し解説加えた書物


百科事典

作者ヨシイドク,ヨシイミツ

収載図書ねむりばこ
出版社新風舎
刊行年月2004.7


百科事典

作者クリストファー・チャンバース

収載図書ベスト・アメリカン・ミステリジュークボックス・キング
出版社早川書房
刊行年月2005.4
シリーズ名ハヤカワ・ポケット・ミステリ


百科事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/29 15:25 UTC 版)

百科事典(ひゃっかじてん、: encyclopedia)とは、あらゆる科目にわたる知識を集め、これを部門別やアルファベット順五十音順あるいはいろは順に並べ、解説を記した書物のことである[1]。「百科」と表記されることもある。


注釈

  1. ^ 数や種類が多いことを象徴するのに中国語や日本語では「百」「千」「万」などの数字を用いて表す。例えば、広辞苑の「百」の項目の解説には「多くのもの、種々のもの」とある。(広辞苑 第五版 p.2270「百」)。「百」「千」「万」などの数字を用いているからといって、ちょうどその数になっているという意味ではない。
  2. ^ 「科」は「一定の基準を立てて区分した一つ一つ」(出典:広辞苑 第五版 p.423「科」、第六版「科」)
  3. ^ 一つの分野だけの場合は「単科」や「専科」などと呼ぶ。
  4. ^ 「事典」という名称は、平凡社の創業社長・下中弥三郎の造語である(出典:石山茂利夫,『裏読み深読み国語辞典』,98ページ,草思社)。もっぱら言葉とその用法を解説する辞典辞書)とは異なり、事典は写真も用いて総合的な解説を行うことを特徴とする。字典(字書)を「もじてん」、辞典(辞書)を「ことばてん」というのと区別して、事典を「ことてん」という。
  5. ^ ウィキペディアの前身は、専門家だけが執筆・編集するヌーペディアだったが、ボランティア執筆者の不足によって廃止となった。
  6. ^ 山海経』との共通が指摘される。
  7. ^ クイッド(フランス)の売り上げが70%以上も減ったとの記述がある。出典:ピエール・アスリーヌ/〔ほか〕著 佐々木勉/訳 『ウィキペディア革命 そこで何が起きているのか?』岩波書店の第5章百科事典の興亡
  8. ^ AEIOU - The Austrian Cultural Information System
  9. ^ Pallas Nagy Lexikona (Keresesで検索、Bongeszesで閲覧)
  10. ^ Biographisch-Bibliographisches Kirchenlexikon (BBKL) - T.Bautz-Verlag

出典

  1. ^ a b 広辞苑 第七版 「百科辞典・百科事典」
  2. ^ 大辞泉
  3. ^ Encyclopaedia online etymology dictionary
  4. ^ ἐγκυκλοπαιδεία Henry George Liddell, Robert Scott, A Greek-English Lexicon, at Perseus project
  5. ^ ἐγκύκλιος Henry George Liddell, Robert Scott, A Greek-English Lexicon, at Perseus project
  6. ^ Παιδεία Henry George Liddell, Robert Scott, A Greek-English Lexicon, at Perseus project
  7. ^ 東京薬科大学教授 川瀬 清 (1984年). “薬学専門の辞典類”. 日本薬学会会誌 ファルマシア VoL 20、No.2: p.152. https://doi.org/10.14894/faruawpsj.20.2_152. 
  8. ^ 哲学百科事典”. 2023年1月26日閲覧。
  9. ^ 『知識の社会史2――百科事典からウィキペディアまで』p280-281 ピーター・バーク著 井山弘幸訳 新曜社 2015年7月15日初版第1刷
  10. ^ 改訂新版 世界大百科事典 全34巻 5訂版便覧入り 平凡社 2016年6月9日閲覧
  11. ^ Wikipedia:全言語版の統計
  12. ^ 「大英帝国の大事典作り」p39 本田毅彦 講談社 2005年11月10日第1刷
  13. ^ 「世界を変えた100の本の歴史図鑑 古代エジプトのパピルスから電子書籍まで」p159 ロデリック・ケイヴ、サラ・アヤド著 樺山紘一日本語版監修 大山晶訳 原書房 2015年5月25日第1刷
  14. ^ a b 「ビジュアル版 本の歴史文化図鑑 5000年の書物の力」p170 マーティン・ライアンズ著 蔵持不三也監訳 三芳康義訳 柊風舎 2012年5月22日第1刷
  15. ^ 「大英帝国の大事典作り」p34 本田毅彦 講談社 2005年11月10日第1刷
  16. ^ 「図説 本の歴史」p62 樺山紘一編 河出書房新社 2011年7月30日初版発行
  17. ^ 「大英帝国の大事典作り」p26 本田毅彦 講談社 2005年11月10日第1刷
  18. ^ 「ビジュアル版 本の歴史文化図鑑 5000年の書物の力」p171 マーティン・ライアンズ著 蔵持不三也監訳 三芳康義訳 柊風舎 2012年5月22日第1刷
  19. ^ 『知識の社会史2――百科事典からウィキペディアまで』p302-303 ピーター・バーク著 井山弘幸訳 新曜社 2015年7月15日初版第1刷
  20. ^ 三省堂辞書の歩み 日本百科大辞典」三省堂書店 境田稔信 2013年6月12日 2016年6月4日閲覧
  21. ^ 平凡社のこれまで|平凡社創業100周年特設サイト”. 平凡社創業100周年特設サイト. 2024年1月29日閲覧。
  22. ^ 河野誠哉、カワノ, セイヤ、Kawano, Seiya「出版史の中の学習文化」『大学改革と生涯学習 : 山梨学院生涯学習センター紀要』第20号、2016年3月30日、77頁。 
  23. ^ 日本百科大事典”. 国立国会図書館. 2020年6月23日閲覧。
  24. ^ 世界原色百科事典”. 国立国会図書館. 2020年6月23日閲覧。
  25. ^ 平凡社のこれまで」平凡社 2016年5月16日閲覧
  26. ^ 「弁護士まで加担 強引商法まだ横行」『朝日新聞』昭和47年(1972年)6月14日朝刊、13版、22面
  27. ^ 「ブリタニカ全面降伏 配本後の解約のむ 夜間訪問も禁止」『朝日新聞』1970年(昭和45年)12月6日朝刊 12版 3面
  28. ^ 現代用語の基礎知識とは」2016年6月9日閲覧
  29. ^ 「イミダス」「知恵蔵」休刊 ネットに移行』 ITmediaニュース 2007年08月31日 2016年6月9日閲覧
  30. ^ 英文日本大百科事典を編纂する日々に出会った「異文化コミュニケーション」という新しい学問。神田外語グループ
  31. ^ a b ブリタニカ百科事典、書籍出版を終了へ」ウォールストリートジャーナル日本版 2012年3月15日 2016年6月9日閲覧
  32. ^ 「大英帝国の大事典作り」p225 本田毅彦 講談社 2005年11月10日第1刷
  33. ^ 「大英帝国の大事典作り」p227 本田毅彦 講談社 2005年11月10日第1刷
  34. ^ 「ビジュアル版 本の歴史文化図鑑 5000年の書物の力」p172 マーティン・ライアンズ著 蔵持不三也監訳 三芳康義訳 柊風舎 2012年5月22日第1刷
  35. ^ ITmedia News「信頼性でWikipedia対抗 朝日新聞、講談社、小学館など無料辞書サイト」2009年4月22日 2016年6月9日閲覧
  36. ^ The Chronicle Online: "SEVERAL COLLEGES PUSH TO BAN WIKIPEDIA AS RESOURCE"(2007年9月26日時点のアーカイブ
  37. ^ Vermont Today: "WIKIPEDIA: What do they know; when do they know it, and when can we trust it?"
  38. ^ The Register: "There's no Wikipedia entry for 'moral responsibility'"
  39. ^ Rough Type: "The Amorality of Web 2.0"
  40. ^ ピエール・アスリーヌ/〔ほか〕著 佐々木勉/訳 『ウィキペディア革命 そこで何が起きているのか?』 岩波書店(2008年)(ISBN 978-4-00-022205-1)
  41. ^ 山本まさき・古田雄介著 『ウィキペディアで何が起こっているのか 変わり始めるソーシャルメディア信仰』 オーム社(2008年)(ISBN 978-4-274-06731-0)
  42. ^ ハッカージャパン2007年7月号
  43. ^ nature: Special Report Internet encyclopaedias go head to head
  44. ^ 『ネイチャー』誌、ウィキペディアの正確さを評価 WIRED.jpVISION2005年12月19日
  45. ^ ブリタニカ、「ウィキペディア過大評価」とネイチャー誌に抗議 WIRED.jpVISION2006年3月27日
  46. ^ 「Wikipediaはブリタニカ並みに正確」記事に反論 ITmedia News
  47. ^ ピエール・ボヌール、山本俊朗訳「民族主義思想の勝利をめざす闘争(一八四八~一九一八)」『チェコスロヴァキア史』白水社、1993年2月、p. 90頁。ISBN 4-560-05450-9 


「百科事典」の続きの解説一覧

百科事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/03 13:32 UTC 版)

バージニア信教自由法」の記事における「百科事典」の解説

明石紀雄バージニア信教自由法」『世界大百科事典22 ヌ—ハホ』 平凡社(編)、平凡社1988年4月ISBN 4-582-02200-6。

※この「百科事典」の解説は、「バージニア信教自由法」の解説の一部です。
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百科事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 17:07 UTC 版)

天沢退二郎」の記事における「百科事典」の解説

世界大百科事典』の項目「円卓物語」「騎士道物語」「宮廷風恋愛」「銀河鉄道の夜」「クレティアン・ド・トロア」「幻想文学」「聖杯文学」「春と修羅」「ブノア・ド・サント・モール」「宮沢賢治」「ランスロ物語」「ワース」の執筆

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百科事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/01 07:29 UTC 版)

動物寓意譚」の記事における「百科事典」の解説

バルテルミ・ラングレ(Barthélemy l'Anglais, 1190頃 - 1250)『諸物特性について』(De proprietatibus rerum, 1240年) 全19巻より、第18巻動物について」(De animalibus) トマ・ド・カンタンプレ(Thomas de Cantimpré, 1201 - 1272)『諸物本性について』(Liber de natura rerum, 1230 - 1245年頃) 全20巻ボーヴェヴァンサンVincent de Beauvais, 1190頃 - 1264)『自然の鏡』(Speculum Naturale, 1245 / 50年) 全33巻。 ブルネット・ラティーニ(Brunetto Latini, 1220 - 95?)『知識宝庫』(Li Livres dou Trésor, 1266年) ヤーコブ・ファン・マールラント(Jacob van Maerlant, 1230 - 1300頃)『自然の書』(Der Naturen Bloeme) 全13巻。Koninklijke Bibliotheek, KB, KA 16, 第38 - 第1631350年頃、フランドルオランダ王図書館デン・ハーグ。 Koninklijke Bibliotheek, KB, 76 E 4, 全152、1450 - 1500年頃、フランドルユトレヒトオランダ王図書館デン・ハーグ

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百科事典

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/04 04:21 UTC 版)

偏西風」の記事における「百科事典」の解説

日本大百科全書ニッポニカ)』小学館。 『国際大百科事典ブリタニカ)』ブリタニカ・ジャパン

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百科事典

出典:『Wiktionary』 (2021/11/02 22:35 UTC 版)

異表記・別形

名詞

(ひゃっかじてん)

  1. 特定分野こだわらず幅広い知識を、項目ごとに整理記述して、誰でも容易概要理解できるよう簡潔にまとめた書籍又はコンピュータソフトウェア

語源

翻訳

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