米原万里とは? わかりやすく解説

米原万里

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/13 08:48 UTC 版)

米原 万里(よねはら まり、女性、1950年4月29日 - 2006年5月25日)は、日本ロシア語同時通訳エッセイストノンフィクション作家小説家である。少女期をプラハで過ごす。ロシア語の同時通訳で活躍。また、異文化体験を綴った文筆家としても知られる。


注釈

  1. ^ 佐藤優が読んだ弔辞は、文藝春秋編『弔辞 劇的な人生を送る言葉』(文春新書、2011年)に所収。
  2. ^ ロシア語通訳の米原万里は大きな瞳で筆者を見つめ「私橋龍に襲われそうになったことがあるの」と言った。橋本龍太郎・元首相はエリツィンとの会談で通訳してもらう内容について相談したいと米原万里を3部屋続きのプレジデント・スイートに呼び出し暫く打ち合わせたが途中から様子が変わり米原万里に迫ってきたということだ。「ほんと怖かった。やっとの思いで部屋から逃げ出したわ。仕事にかこつけて呼び出しておいて迫るのは男として最低だわ」と米原万里は続けた。

出典

  1. ^ 有田芳生 (2006年7月8日). “米原万里さんの想い出”. 有田芳生の「情報の裏を読む」. 2022年7月10日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年5月14日閲覧。
  2. ^ ユリイカ』2009年1月号、p.166
  3. ^ 米原万里を語る 2009, p. 112.
  4. ^ 米原万里を語る 2009, p. 114.
  5. ^ 翻訳通訳研究[リンク切れ](2006年6月2日付)
  6. ^ a b c 第13回 Bunkamuraドゥマゴ文学賞 受賞作品”. Bunkamura. 2022年5月14日閲覧。
  7. ^ 株式会社文藝春秋、2006年10月刊(2009年、文春文庫収録)ISBN 9784163684000 (ISBN 9784167671044)
  8. ^ 【時代の栞】「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」米原万里 2001年刊◀◀30年後のプラハの仲間/強い友情と 似て非なる共産主義の解説:作家 佐藤優さん(62)民族や宗教にとらわれない視点『朝日新聞』夕刊2022年5月25日(2022年6月22日閲覧)
  9. ^ 歴代受賞者”. 日本女性放送者懇談会 SJWRT. 2022年5月14日閲覧。
  10. ^ 青土社 ユリイカ:ユリイカ2009年1月号 特集=米原万里.html”. 青土社. 2023年7月31日閲覧。


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